Bonjour !
Madoriです _φ(・_・
全国で緊急事態宣言が出ましたね。
東京では宣言が出されてから1週間が経ちますが、自宅周辺は危機感を感じている人が少ないのか、商店街や道路などはいつもより多くの人が出歩いているような気がします。。。
先週末は、大混雑のスーパーで恐怖を感じました。
商店街が人で溢れているので逃げ出したくなりました。
食料品の買い出しならわかるのですが、あきらかにフラフラしている人も多かった。
焼き鳥屋さんの前で(外で)呑気に焼き鳥を食べている人なんかもいて唖然。
私たちが住んでいる区の感染者数が100人を超えてしまったのもわかるような気がしますが、頼むから不要不急の外出はしないでくれー!
と、世界の中心で「Stay Home(家にいよう)」を叫ぶ私でありました。
パリ滞在記の続き。
今回は、3日目の最終回です。
前回の滞在記はこちら
パリ滞在記 3日目⑧ パリの比較的治安の良いといわれる地域で「ひったくり」現場に遭遇 - el BLANCO
これまでの滞在記はこちら
カルフール・エクスプレスの自由な店員さん
スーパー「MONOPRIX(モノプリ)」が日曜日休業とのことで、ホテル近くのコンビニ形態のスーパー「Carrefour Express(カルフール・エクスプレス)」に戻りました。
前回記事でも載せたお店の記事。
24時間営業ではありませんが、年中無休です。
暇なのか、お店のムッシュウは外でタバコを吸っていました。
私たちは、
「Bonsoir Monsieur
(ボンソワール ムッシュウ)」
と、言ってお店の中に入りました。
「ボンソワール」は「こんばんは」。
「ムッシュウ」は、全ての男性への敬称。
女性は「Madame(マダム)」。
挨拶の後に、「ムッシュウ」「マダム」と言うと丁寧になります。
挨拶だけでもいいのですが、私は敬称もなるべく言うようにしています。
お店のムッシュウは、「ボンソワール」と返答しつつもマイペースにタバコを吸い続けていました。笑
私たちは、買うものが決まっていたので真っ先に乳製品売り場に向かいました。
食後に食べるヨーグルトを買います。
※ 写真はマドリードのCarrefour(カルフール)
買うものが決まりレジに行きましたが、お店のムッシュウはまだ外でタバコを吸っています。
期待を裏切らないフランス人のマイペースっぷりが気持ち良いですが、生真面目な人はイライラするかもしれませんね^^;
私は、むしろこの自由さにホッとするというか、心地よいというか。笑
このような場面に遭遇するたびに、「やっぱりフランスが好きだ!」と思ってしまう変態です。爆
「Excusez-moi Monsieur
(エクスキュゼ モワ ムッシュウ)」
と、声をかけたら笑顔でレジに戻ってきてくれました。
「エクスキュゼ モワ」は「すみません」。
英語で言う「Excuse me(エクスキューズ ミー)」のこと。
会計を済ませ、次は肝心の夕食を求めてガレット(クレープ)屋さんに向かいます。
陽気なお店でクレープをテイクアウト
カルフールから目的のお店は、歩いて1分という近さ。
外は真っ暗なので、あまり歩かなくていいのは安心です。
お店に到着しました。
「Le Fournil(ル・フルニル)」というお店。
Le Fournil - Restauration Rapide à Paris
外観の写真は、お店のHPからお借りしました。
このお店、クレープ屋さんだと思っていたのですが、パン、サンドウィッチ、ヴィエノワズリーも売っているお店のようです。
また、テイクアウトがメインですが、イートインもできます。
お店は混んでおらず、店員さん同士が仲良くおしゃべりしていました。
「ボンソワール ムッシュウ」と、声をかけると元気な声で「ボンソワール」と返ってきました。
クレープが食べたいと言うと好みを聞いてきて、悩んでいたら「シンプルなのはどうだい?」とアドバイスされたので、「それにします!」と、私たち。
ムッシュウが鼻歌を歌いながら生地を焼きはじめました。
生地の上には、ハム、卵、チーズを載せてくれていました。
チーズの量がもの凄くてボリューム感たっぷり!
でも、とても美味しそう^^
そうそう、フランスに来たらこれを食べたいと思っていたのですよ。
「Galette bretonne(ガレット・ブルトンヌ)」または「Crêpe bretonne(クレープ・ブルトンヌ)」と呼ばれる、フランス北西部ブルターニュ地域圏の郷土料理。
あいにく写真が撮れなかったので、クレープも生地も著作権フリー画像をお借りしましたm(__)m
日本にも本格的なお店がいくつか進出しており、たまに食べに行きます。
ブルターニュ地方は雨が多く小麦やブドウがよく育たない土地なのですが、そのかわりにそば粉とリンゴ酒「Cidre(シードル)」造りが盛んです。
また、最高品質バターとして知られる「Bordier(ボルディエ)」のバターもブルターニュ産です。
※ バターを買ったときの記事はこちら
あと、塩職人たちが先祖代々守り続けてきた伝統製法で作られる塩 「Guérande Salt(ゲランドの塩)」の産地もブルターニュ地方です。
Fleur de sel (Salt of Guerande, France)
ゲランドの塩も日本では大変お高いので、今回の滞在で大きなサイズのものを買いました。
買ったのは滞在最終日の4日目なので、改めて紹介します。
ブルターニュ地方は、街並みも美しく海あり美食ありで、いつか訪れてみたいフランスの地方のひとつ。
Phare du Petit Minou, Bretagne, France, Summer
今回の記事はお借り写真多めです。
なので、自分が撮った写真にはサインを入れています。
ずいぶん脱線してしまいましたが、このお店で私が撮った写真はこれくらいです^^;
心を込めて作られたクレープは、四つ折りにしてペーパーに包んで渡してくれました。
アツアツの出来たてで美味しそう!
写真を撮らなかったことが悔やまれます。涙
クレープのお値段は、1食 4.5€。
テイクアウトとはいえ、ずいぶんお手頃ではありませんか!?
ホテルに戻ってゆっくりいただきましたが、蕎麦粉の味が濃く、中身の具材もしっかりしていて美味しかったです。
見た感じは、これで足りるかな〜と思いましたが、けっこうボリュームがあってお腹がいっぱいになりました。
お腹が満たされたところでお風呂に入り、楽しかった1日の振り返りをしながらこの日も心地よい眠りに誘われ朝までグッスリでした。zzz
お店情報
営業時間
- 月〜木:09:00 – 20:00
- 金曜日:09:00 – 20:30
- 土・日:09:00 – 21:00
Webサイト
住所と地図
62 Rue Monsieur le Prince, 75006 Paris
あとがき
楽しかったパリ滞在も、残すところあと1日。
しかも、滞在最終日4日目の夜はパリを発ちます。
次回は、ホテルチェックアウトと化粧品をまとめ買いしたときの様子を紹介します。
数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございます。
また、ブックマーク、メッセージも感謝しておりますm(__)m
美しい花の都には、その美しい花に誘われて大勢の観光客がやってきますね。
そのため、スリなどの軽犯罪がなかなか後を絶たないのが残念です。涙
マクロン大統領の言葉は、何度も読み返しています。
テレビ演説は、しっかり国民と向き合い、尚且つ人々の心に寄り添うものでした。
À bientôt ! (またね)
Madoriでした (´ー`)
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