
こんにちは、Madoriです。
2023年9月17日〜23日、ANAマイル(特典航空券)を利用して、6泊7日の北海道旅行に出かけました。
今回のブログで紹介するのは、北海道旅行の締めくくりにふさわしいホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」のディナー編です。
- 以下、ザ・ウィンザーホテル洞爺と記載
ザ・ウィンザーホテル洞爺は、洞爺湖と内浦湾を見下ろす小高い丘に位置する北海道を代表する高級リゾートホテルです。
ここでは、ザ・ウィンザーホテル洞爺のメインダイニング「ギリガンズアイランド」で楽しんだフレンチディナーの様子をご紹介します。
このレストランでは、地元の旬の食材をふんだんに使った多彩なフレンチ料理を味わえます。
洗練されたインテリアと調度品が彩る上質な空間で特別なひとときを過ごし、心に残るディナーを楽しむことができました。
本記事が北海道旅行計画のお役に立てると幸いです。
旅程は、以下のとおりです。
- 2023年9月17日〜23日 北海道函館、洞爺湖 旅程
羽田空港 第2ターミナル発〜函館空港着
土方歳三最期の地碑とベイエリア
五稜郭と夜のベイエリア
元町散策
函館山・立待岬・トラピスチヌ修道院・トラピスト修道院・男爵ラウンジ
ザ・ウィンザーホテル洞爺
新千歳空港発〜羽田空港 第2ターミナル着


ギリガンズアイランドについて


ザ・ウィンザーホテル洞爺のメインダイニング「ギリガンズアイランド」は、フレンチの多彩さを気軽に楽しめるレストランです。
ベーシックなメニューからフレンチカジュアルまで豊富な料理を提供しており、朝食のスパークリングワインから優雅なディナーまで、時間帯や季節ごとに異なる雰囲気を楽しめます。



心地よいひとときを過ごせるレストランです。
ギリガンズアイランドの上質な空間と高級感漂うインテリア


ザ・ウィンザーホテル洞爺のメインダイニング「ギリガンズアイランド」でのフレンチディナーをご紹介する前に、まずはレストラン内の雰囲気をお伝えします。
店内には高級感あふれるインテリアや調度品が美しく配置され、洗練されたディスプレイが目を引きます。


この上質な空間は、非日常的な特別な時間を演出し、訪れる人を魅了します。


食事を楽しむ前から、その素晴らしい雰囲気に心が躍ることでしょう。
ギリガンズアイランドで楽しむ北海道産食材を使った優雅なディナー


ザ・ウィンザーホテル洞爺のメインダイニング「ギリガンズアイランド」では、北海道の大地と海の恵みをふんだんに使ったフレンチディナーを楽しめます。
地元産の新鮮な食材を活かした多彩なメニューが揃い、ここでしか味わえない至福のディナー体験をお届けします。
メニュー


フレンチのコースメニューをご紹介します。
ディナーコースは、「YOTEI(羊蹄)」「SAISON(季節)」「TOYA(洞爺)」の3種類から選べます。
私たちは、その中で最も手頃な「YOTEI」を選びました。
Menu YOTEI
Amuse-bouche
フランス産トリュフの香るシュー・ア・ラ・クレーム・サレ
Hors–d’oeuvre
北海道が育んだホタテ貝のポアレ
北海道特産のビーツのピューレ、
オレンジとビーツのヴィネグレット
季節の野菜を添えて
Poisson
北海道内浦湾で水揚げされた天然平目のクルート焼き
トリュフの香るバターソースを合わせて
Viande
奄美の島豚と北海道の黒豚の旨さを持つ
江別の”えべとん”ロース肉のポアレ
レンズ豆を加えた無加水ベーコンとフォン・ドゥ・ヴォソース
Dessert
時季のフルーツをホワイトラムでマリネしてマンゴーのソルベ
ココナッツのエスプーマ
ブーランジュリー”ウインザー”のパン
コーヒー又は紅茶
- 食材の仕入れ状況によって、産地やメニュー内容が変更になる場合があります。
食前の飲み物


私たちはアルコールを飲まないため、ぶどうジュースで乾杯しました。



濃厚でとても美味しかったです。
Amuse bouche(アミューズ・ブーシュ)


フランス産トリュフの香るシュー・ア・ラ・クレーム・サレ
一口頬張ると、まずトリュフの贅沢な香りがふわっと鼻を抜けます。
シュー生地は、表面がほどよくサクッとしながらも中はしっとりと柔らかく絶妙な焼き加減。
クリームは濃厚で滑らか、ほのかな塩気が全体を引き締めており、甘さ控えめのバランスがとても上品でした。



その塩味がトリュフの香りをさらに引き立て、口の中で一体となって広がる感覚は思わず笑顔がこぼれる美味しさ。
「Amuse bouche」は、フランス語で「口を楽しませるもの」という意味です。
お店によっては「ひとくちのお楽しみ」と訳されることもあるそうです。
ちなみに、「bouche」はフランス語で「口」を指します。
Hors d’oeuvre(オードブル)


北海道が育んだホタテ貝のポアレ
北海道特産のビーツのピューレ、
オレンジとビーツのヴィネグレット
季節の野菜を添えて
2番目に出てきたオードブルは、お皿に運ばれた瞬間、美しい彩りに目を奪われました。
焼き目がこんがりと香ばしいホタテ貝のポアレが、鮮やかなビーツのピューレとともに盛り付けられ、その周りには季節の野菜が華やかに彩られています。
まずは、ホタテ貝を一口。
外側はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシー。
噛むたびに、甘く濃厚なホタテの旨味が口いっぱいに広がります。
新鮮な北海道産だからこその深い味わいを堪能できます。
ビーツのピューレはほんのり甘みがあり、ホタテの旨味と相性抜群。
そこにオレンジとビーツのヴィネグレットが加わり、爽やかな酸味とほのかな甘さがアクセントになっています。



シンプルながら洗練された一皿で、食卓を贅沢なひとときに変えてくれます。
Poisson(魚料理)


北海道内浦湾で水揚げされた
天然平目のクルート焼き
トリュフの香るバターソースを合わせて
まず目を引くのは、クルート(パイ生地やパン粉)のこんがりとした焼き色で、香ばしい香りが食欲をそそります。
一口切り分けると平目の白身がふっくらと柔らかく、まさに鮮度の高さを感じさせる輝きでした。
口に運ぶと繊細な平目の旨味が広がり、クルートのサクサク感が心地よいアクセントを加え、食感を楽しませてくれます。
さらに、トリュフの香り漂うバターソースが全体を格上げします。
濃厚でクリーミーなソースにはトリュフの芳醇な香りがしっかりと溶け込んでおり、魚の繊細な味わいを邪魔せず、むしろ引き立てていました。



この一皿は、北海道の海がもたらした天然平目の魅力を存分に引き出した逸品です。
Viande(肉料理)


奄美の島豚と北海道の黒豚の旨さを持つ
江別の”えべとん”ロース肉のポアレ
レンズ豆を加えた無加水ベーコンと
フォン・ドゥ・ヴォソース
お皿に登場した瞬間、こんがりと美しい焼き目が目を引きます。
この「えべとん」のロース肉は、奄美の島豚と北海道の黒豚の旨みを掛け合わせた特別な豚肉。
一口頬張ると肉の表面は香ばしく、中は驚くほどジューシーで柔らかいです。
この「えべとん」ならではの脂身の滑らかさも重たさを感じさせず、まろやかな後味を楽しませてくれました。
ソースは、レンズ豆を加えた無加水ベーコンとフォン・ドゥ・ヴォを使用した濃厚な味わい。
ベーコンの塩気と旨味がソースに深みを与え、ロース肉のコクと見事にマッチしていました。



全体として、上質な豚肉の旨味を最大限に引き出した料理でありながら、添えられたソースや具材がさらにその美味しさを際立たせていました。



特別な一皿として、食卓に贅沢な時間を提供してくれる逸品です。
Dessert(デザート)


時季のフルーツをホワイトラムで
マリネしてマンゴーのソルベ
ココナッツのエスプーマ
お皿に盛られたデザートは、鮮やかな色合いとエレガントな盛り付けが印象的でした。
まず目を引くのはマンゴーのソルベで、その周りには季節のフルーツが美しく並べられ、ふんわりとしたココナッツのエスプーマが優雅に添えられています。
マンゴーのソルベは濃厚でありながら軽やかで、口の中でスッと溶けていく感覚が心地よかったです。


甘さと酸味のバランスが絶妙で、マリネしたフルーツとの相性も抜群でした。
ココナッツのエスプーマは、ふわっとした軽さが印象的で、優しい甘みとココナッツ特有の南国らしい風味が印象的。



このデザートは、フルーツの鮮度と素材の味わいにラムとココナッツの上品なアクセントが加わった、軽やかで贅沢な一皿です。
ブーランジュリー「ウインザー」のパン


食事の合間に、ザ・ウィンザーホテル洞爺が誇るブーランジュリー「ウィンザー」のパンも出てきました。
北海道は日本最大の小麦の産地であり、「ウィンザー」では「はるよこい」「きたのかおり」「きたほなみ」「ゆめちから」「はるきらり」の5種類の北海道産小麦を贅沢に使用しているとのこと。
洞爺の美味しい水や、厳選されたフランス産の酵母、日本各地の良質な塩も加わり、まさに素材の良さが詰まった一つひとつのパンが焼き上げられています。
特におすすめなのが塩パンです。


一口食べると、外はカリッと香ばしく中はもちっとした食感がたまりません。
噛むほどに小麦の旨味が口いっぱいに広がり、塩の程よい塩気がアクセントとなって、シンプルながらも感動的な美味しさでした。



洞爺の豊かな自然を感じられる極上の一品を、ぜひ味わっていただきたいです。
食後の飲み物


最後は、食後の飲み物の紹介です。
コーヒーか紅茶が選べるのですが、私たちはコーヒーにしました。
ウィンザーホテルのコーヒーは、一口飲んだ瞬間にその上質さを実感しました。
深いコクと豊かな香りが特徴で、苦みと酸味のバランスが絶妙。
口当たりがなめらかで、飲むたびにほっとする心地よさを感じさせてくれる一杯でした。
コーヒーと一緒に添えられていた小さなお菓子もまた印象的です。


クリームがワッフルコーンに包まれた可愛らしい一品で、見た目から楽しませてくれました。



コーヒーとの相性も抜群で、苦みのあるコーヒーを引き立てつつ、一口サイズながら満足感を与えてくれました。
ギリガンズアイランドの地図とアクセス
案内とお問合せ
〒049-5722 北海道虻田郡洞爺湖町清水336 2F
0570-056-510
ランチ:PM12:00〜2:30
ディナー:PM5:30〜8:30
(ディナーは前日午後6時までの予約制) 洋朝食:AM7:00〜10:00
70席
全館 Wi-Fi 無料
駐車場:ホテル利用の方に限り無料
- 仕入れ状況により、食材の産地やメニュー内容が変わる場合があります。
料金
ランチ | Le Lac | ¥3,025 |
Le Ciel | ¥4,235 | |
La Mer | ¥5,445 | |
ディナー | YOTEI | ¥12,100 |
SAISON | ¥14,520 | |
TOYA | ¥18,150 |
- 上記の料金にはサービス料10%と消費税10%を含んでおります。



私たちは一番リーズナブルな”YOTEI”にしました。



羊蹄山の”YOTEI”です。
ザ・ウィンザーホテル洞爺の宿泊記


ザ・ウィンザーホテル洞爺は、洞爺湖と内浦湾を見渡す絶景の高級リゾートです。
美食、スパ、心地よいおもてなしを堪能し、四季折々の自然と贅沢なひとときを楽しめます。








心身を癒す非日常の体験を、たくさんの写真とともに紹介していますので、是非ご堪能ください!


まとめ


北海道旅行6日目のディナーは、ザ・ウィンザーホテル洞爺のフレンチダイニング「ギリガンズアイランド」で、とても贅沢な時間を過ごしました。
一皿一皿が芸術品のようで、北海道の豊かな自然の恵みを存分に感じられるメニューばかりでした。
食材へのこだわりやシェフの技が光る料理はもちろん、スタッフの丁寧なおもてなしも印象的で、特別な夜を彩る素晴らしいひとときでした。
美しい空間でいただく絶品フレンチは、この旅の最高の思い出のひとつです。
また訪れる機会があれば、ぜひ再び足を運びたいと思います。
北海道旅行の締めくくりにふさわしい、忘れられないディナーでした!



この記事がみなさまの旅の参考になると幸いです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。





