
こんにちは!Madoriです。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログはこれまで「旅」を中心に綴ってきましたが、実は最近、念願だったマイホームを購入しました。
横浜で築20年の中古戸建てを購入後、リフォームします。
その過程で感じたことや選んだもの、こだわったポイントなど…「家づくり」についても少しずつ書いていこうと思います。
旅のように、家づくりにも発見や選択があり、たくさんの迷いや楽しさが詰まっていました。
今後は旅と暮らし(Life)をテーマに、ゆるやかに両方のことを発信していけたらと思っています。
今回のテーマですが、戸建てリフォーム・リノベーションでは、「どこまで施主支給にするか?」で迷う方も多いと思います。
我が家も予算や好みに合わせて、一部の設備やアイテムを施主支給にしました。
この記事では、実際に私たちがAmazon・IKEA・AXCIS ONLINEで購入し、リフォーム工事の際に施主支給したアイテムを一部写真付きでご紹介します。
「どんなものを自分で用意できるのか?」「支給品はどこで買うのが正解?」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
Amazonで購入した施主支給アイテム


Amazonで購入した施主支給アイテムは、主にトイレと洗面脱衣所まわりの実用品です。
価格やサイズの比較がしやすく、レビューも豊富なので選びやすさは抜群でした。
ここでは実際に選んだアイテムとその理由をご紹介します。
トイレ周り
トイレットペーパーホルダーとトイレ用タオル掛けハンガーを購入しました。
トイレットペーパーホルダー
トイレットペーパーホルダーは、使い勝手を考えて「2連タイプ」が理想でしたが、なかなかおしゃれなデザインに出会えず、最初は1連タイプで探していました。
そんな中、Amazonで見つけたのが「ヤマソロ」の2連ペーパーホルダー。
全15色のバリエーションに加え、天板付き、金属(鉄)素材でしっかりとした作りです。
私たちは、1階トイレにはマーブル×ホワイト、2階トイレにはモルタルグレーを選びました。
実際に届いた商品を確認してみると、チープさはまったく感じられず、デザイン性も質感も大満足でした!
- 1連・2連が選べない色もあります。
タオル掛けハンガー
トイレのタオル掛けハンガーは、できるだけシンプルでコンパクトなものを探していました。
そんな中、トイレットペーパーホルダーと同じく「ヤマソロ」の製品で、デザインの相性も良さそうなタオル掛けハンガーを見つけたので、こちらに決定。
- 幅:23cm
- 素材:スチール
- 全3色:ホワイト・シャンパンゴールド・ブラック
1階トイレにはホワイト、2階トイレにはシャンパンゴールドを選びました。
実物を手に取ってみても、しっかりとした質感で安っぽさはなく見た目もおしゃれ。
ペーパーホルダーとの統一感もあり、大満足の買い物になりました。
室内物干し
1階の洗面脱衣所に設置する室内物干しには、川口技研の室内用物干し「ホスクリーン(2本組)」を選びました。
新居にはドラム式洗濯乾燥機や浴室の換気暖房乾燥機があるのでホスクリーンは必要ないかも…と思っていました。
しかし、デリケートな素材の服は乾燥機にかけずに干したいですし、雨にあたったときに濡れた服を掛けておく場所があると便利だなと思い取り入れることにしました。
ホワイトカラーで清潔感があり、空間になじむシンプルなデザインです。
あわせて使う物干し竿も、同じく川口技研のホスクリーン用 伸縮式物干し竿を選びました。
サイズは95〜154cm、または145〜234cmの2種類あり、私たちは95〜154cmのサイズを購入。
設置場所の幅にちょうどよくフィットしてくれそうです。


天井の強度については少し不安もありましたが、リフォーム会社の担当者さんから「補強をします」と事前に説明があったので安心して設置をお願いできました。
安心感と使いやすさや見た目のバランスを考えても、ホスクリーンはとても頼れるアイテムだと思います。



以前住んでいた賃貸マンションにホスクリーンが付いていてとても便利だったのが記憶に残っており採用しました。
IKEAで購入した施主支給アイテム


スウェーデン発の家具・インテリアブランド「IKEA」は、手頃な価格と北欧らしいシンプルで洗練されたデザインが魅力。
オンラインでも購入できますが、店舗で実際に商品を手に取ってサイズ感や質感をじっくり確認したいと思い、私たちはIKEA横浜(旧・港北店)へ足を運びました。
ネットだけではわからない「実物の雰囲気」が見られるのは、やはり店舗ならではの良さですね。
ここでは、そんなIKEAで購入したアイテムたちをご紹介していきます。
洗面脱衣所まわり
洗面脱衣所には、IKEAの「BROGRUND」シリーズのタオル掛けを採用しました。
長さは67cm、素材はステンレススチールで、無駄のないシンプルなデザインが魅力です。
ネジなどの取り付け部分が表から見えない構造になっており、見た目がとてもクリーンでスタイリッシュ。
また、艶消しのステンレスが上品な印象を与えてくれます。
バスタオルが2枚掛けられるサイズ感なので、夫と私それぞれのバスタオルやフェイスタオルをしっかり掛けられるよう、2本設置することにしました。
デザイン性と実用性のバランスが良く、洗面空間がすっきりと整うのが嬉しいポイントです。


照明まわり
照明には、一部IKEAの「FRIHULT)」シリーズのシーリング/ウォールランプを選びました。
柔らかな丸みのあるフォルムがどこか懐かしく、ガラスと金属の組み合わせが美しい時代を超えたクラシカルなデザインが魅力です。
手に取ってみても安っぽさはなく、価格以上の高見えアイテムです!
シーリング・ウォールランプ
高さ19cm、シェードの直径は16cmとシンプルでコンパクトながら、存在感のある照明です。
我が家では1階と2階のトイレに1つずつ設置予定です。
1階トイレは天井が低めなので壁付け、2階は天井付けにするなど、空間に合わせて取り付け方を変えることで、見た目も使い勝手も調整できます。


ウォールランプ
階段の照明には、ブラケットタイプのウォールランプを選びました。
幅23cm、高さ26.5cm、シェードの直径14cmと、適度なサイズ感で空間にほどよいアクセントを加えてくれます。
この照明の魅力は、シェードの向きを上下どちらにも変えられる点。


階段の光の当たり方や好みに合わせて、柔軟に調整できるのが嬉しいポイントです。
ややクラシカルなデザインとマットな質感が特徴で、シンプルながらもどこか温かみのある印象を空間にもたらしてくれそうです。


LED電球(SOLHETTA)
IKEAのFRIHULTに組み合わせるLED電球として選んだのが、「SOLHETTA)」シリーズのもの。
E17口金で、明るさは440ルーメン。オパールホワイトのシャンデリア型で、温白色のやさしい光が魅力です。
毎日使うトイレだからこそ、省エネでメンテナンスの手間が少ないLED電球はありがたい存在です。
心地よいウォームホワイトの光が、空間全体をやさしく照らしてくれるので、FRIHULTの金属×ガラスのシンプルなデザインとも相性ぴったり。
トイレの落ち着いた雰囲気づくりに一役買ってくれそうです。


LED電球(LUNNOM)
キッチンカウンター横に設置予定のペンダントライトに合わせて選んだのが、IKEAの「LUNNOM」です。
E17口金で、明るさは210ルーメン。
ブラウンクリアガラスのシャンデリア型で、温かみのある電球色(オレンジ光)が特徴です。
昔のフィラメント電球を思わせるレトロな見た目ながら省エネ性能を備えたLED電球なので、雰囲気と実用性のどちらも叶えてくれます。
透明なシェードや格子状のシェードと相性がよく、やわらかでぬくもりのある光がダイニングの空間を居心地よく演出してくれる予定です。
見た目も光の質感もこだわりたい場所にぴったりのアイテムだと思います!


AXCIS ONLINEで購入した施主支給アイテム


AXCIS ONLINEは、岡山県にある株式会社アクシスが運営する生活雑貨のオンラインショップです。
「ナチュラルで心を癒すもの」「そばにあるとホッとするもの」をテーマに、大切に丁寧につくられたアイテムを数多く取り扱っており、暮らしに温もりを添えてくれる商品が揃っています。
このショップを知ったのはInstagramでしたが、実はその前にインテリアショップ「MOMO NATURAL」で、ペンダントライトに出会ったことが最初のきっかけでした。
MOMO NATURALも同じく岡山県に本社を構える会社で、どちらもナチュラルでやさしい空気感のある世界観が共通しています。
今回の家づくりでは、そんなAXCIS ONLINEからもいくつか素敵なアイテムを施主支給品として選びました。
空間にさりげなく個性と温もりを添えてくれるアイテムばかりで、とても気に入っています。
ダイニングのペンダントライト


キッチンカウンター横に設置するために選んだのが、AXCIS ONLINEの「ガラスシェード アーロット S」と「ペンダント灯具 E17用(シーリングカバー付・30cm)」の組み合わせです。
「アーロット」という名前は北欧の言葉で「波」を意味し、その名のとおり円筒形に施されたエッジ加工が光を受けて波のようにキラキラと輝くのが特長。
コンパクトながら存在感があり、点灯時はもちろん日中でも自然光を美しく反射して、空間を明るくしてくれます。
シェードと合わせたペンダント灯具は、ツイストコードと真鍮の組み合わせがどこか懐かしく空間にあたたかみを添えてくれるデザイン。
コードの長さは複数から選べるため、私たちは実際に現地でバランスを見ながら30cmタイプを選びました。
なお、電球はAXCISでも扱いがありますが、今回はコストや光の印象を考慮して、IKEAの「LUNNOM」を組み合わせることにしました。
レトロな雰囲気とぬくもりのある光がこのシェードともよく合いそうで、今から点灯が楽しみです。




洗面のタオルハンガー
洗面化粧台のすぐそばに取り付けるために選んだのが、AXCIS ONLINEの「KT sus towel holder(Sサイズ)」です。
当初は真鍮や黒アイアンといった素材で探していましたが、最終的に選んだのは丈夫で経年劣化しにくいステンレス素材。
とはいえ、ステンレス製の製品には無機質な印象のものも多い中、このKT sus towel holderはスタイリッシュさと優しさを兼ね備えたデザインが魅力なのです。
6mmの丸棒で構成されたフォルムは、シャープすぎず、どこか柔らかさも感じられる佇まいです。
さらに、直径約20mmの小さな台座で壁面に取り付ける仕様のため、限られたスペースや巾木がある場所にも設置しやすいのも嬉しいポイント!
サイズはSとMの2種類から選べますが、私たちはフェイスタオルを掛けるのにちょうど良いSサイズ(横幅25.6cm)を選びました。
毎日使う場所だからこそ、目に入るたびに嬉しくなるような機能美のあるアイテムを選べてよかったと感じています。


施主支給の注意点とリフォーム会社とのやりとりについて


リフォームで「施主支給品」を取り入れる場合、事前の確認や調整がとても大切です。
私たちも、「これ可愛い!これにしたい!」と気持ちが先走って…少しヒヤッとした場面もありました。
ここでは、私たちが経験した注意点と実際にリフォーム会社の担当者とどんなやりとりをしたのかをまとめます。
これから施主支給を考えている方の参考になれば嬉しいです。
施主支給は早めの相談が肝心
施主支給を希望する場合は、必ず事前にリフォーム会社に伝えておく必要があります。
こちらから申し出なければ、基本的にはリフォーム会社が用意している標準仕様の設備やパーツが取り付けられてしまいます。
あとから「やっぱりこれに変えたい」と言っても、工事が進んでいたり手配が完了していることも多いため、変更が難しくなることも…。
特にこだわりたい箇所がある場合は、打ち合わせの早い段階で「ここは施主支給にしたい」と伝えておくと安心です。
取り付けの可否・寸法確認は必須!
見た目やレビューだけで決めると、取り付けできない・干渉するという可能性も…。
特にタオル掛けや照明などは、壁の下地の有無や配線の取り回しによって「取り付けできません」と言われるケースもあります。
私たちは、購入前に「これって取り付けできますか?」と品番と商品ページのリンクを送って、図面と照らし合わせながら確認してもらいました。
少し面倒に思えるかもしれませんが、ここをしっかり押さえておくことでトラブルを防げます。
納品のタイミングは!?
施主支給品は、「必要な日」に現場に届いている必要があるため、納期の逆算がとても大切です。
我が家では、着工前にすべての施主支給品を用意し、現場に搬入済みの状態で工事がスタートしました。
一般的には「取り付け予定日の1週間前まで」が目安と言われますが、できれば早めの準備が安心です。
特に照明やタオル掛けなど、下地や配線に関わるものは着工前の確認が重要になります。
特にIKEAなど実店舗で買うものは「在庫切れ」や「輸送中の破損」が起きやすいため、余裕を持って購入&保管しておくのが安心です。
一時保管しておくスペースも考えておくと、よりスムーズです。
商品の破損・不具合は自己責任になることも…
施主支給の場合、「壊れていても、リフォーム会社は責任をとってくれない」という前提があります。
たとえば照明のガラスシェードにヒビが入っていたり、電球が点灯しなかったりした場合、「お客様ご自身で交換手続きをお願いします」と言われるケースがほとんどです。
私たちは、すべての商品が届いたらすぐに開封して動作確認&破損チェックをしました。
特に割れ物や家電系は、「開封してチェックしておく」ことが大事!
時間に余裕があるときに、動作確認 → 梱包し直して保管、という流れをおすすめします。
まとめ


以上、我が家が施主支給したアイテムをご紹介しました!
実際に支給してみて感じたのは、「好みに合うものを選べる自由さと、価格を抑えられるメリット」がある一方で、納期やサイズ確認、破損時の責任など「自分で動く負担」も少なからずあるということ。
それでも、自分たちで選んだお気に入りのアイテムが家に馴染んでいくのはとても楽しく、満足感があります!
これから家づくり・リフォームをされる方のご参考になればうれしいです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。