こんにちは。
Madoriです _φ(・_・
「¡ el BLANCO !」100記事目となる今回。
当初は、旅行記「レアル・マドリードの試合観戦」について書く予定でおりましたが、急遽変更します。
ミシェル・ルグランの訃報
ミュージカル映画の名作「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」の音楽を手掛けたことで有名なフランスの作曲家、Michel Legrand(ミシェル・ルグラン)さんが亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。
フランス人の作曲家 #ミシェル・ルグラン が先週の土曜日(26/1)、死去しました。86歳でした。ジャック・ドゥミ監督のミュージカル映画の名作「シェルブールの雨傘」の他、「ロシュフォールの恋人たち」等の映画音楽を手がけ、アカデミー賞を3度受賞しました。ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/2lkGNfgHfI
— アンスティチュ・フランセ日本 (@ifjapon) 2019年1月28日
私たちの日々の生活に彩りを与えてくれた偉大な作曲家のひとりであり、大好きな人です。
2018年7月に来日したばかりだったので、よけいに驚きショックでした。
映画「ラ・ラ・ランド」にも多大な影響を与えた、フランスが世界に誇る巨匠が、5年ぶりとなる奇跡の来日
場所は東京の青山にある老舗のジャズクラブ「ブルーノート東京」。
引っ越し後のバタバタでいちばん忙しい時期だったので行くのを諦めましたが、無理してでも行けばよかったと後悔しています。。。
ミシェル・ルグランさんは親日家でもあり何度も来日されているとのことだったので、また来日されたときにでも会いに行こうと思っていました。
もしくは、フランスを訪れたときにでも…と。
それも叶わなくなってしまいました。
とても哀しいです。
ネット上でも、ミシェル・ルグランさんの死を悼む声がたくさん寄せられておりました。
そこで私も、追悼の意を込めてこの記事を書こうと思いました。
ここでは、ミシェル・ルグランさんが手がけた映画音楽の中で特に大好きな「ロシュフォールの恋人たち」のことを、再び映像と写真を用いて紹介したいと思います。
実は、昨年の4月にもこの映画についての記事を書いています。
-
陽気でお洒落なフランス発ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」の紹介
続きを見る
この時はあまりミシェル・ルグランさんのことにはふれていなかったので 、今回は映像と音楽も載せてみました。
映画冒頭の動画
こちらは、取り急ぎ本日投稿したYouTubeの動画です。
Le pont transbordeur
(トランスボドゥール橋)
冒頭のシーンですが、どこかで聴いたことのあるメロディではないでしょうか?
iPhoneのカメラで映像を撮影し、iMovie(スマホ版)で編集したものです。
画面の文字がはみ出してしまいました。
YouTubeの動画は、当初サッカーの動画を投稿する目的でアカウントを設けました。
アカウント名は「Niko Legrand」(ニコ・ルグラン)。
そう、Michel Legrand(ミシェル・ルグラン)さんの「 Legrand」です。
「Niko」は、敬愛なるサッカー選手のファーストネームです。
ふたりの敬愛なる人の名前からとりました。
こちらは私が投稿したものではありませんが、映画の名場面を切り取って編集した動画です。
私もこのような動画を作りたいのです。
PC版のiMovieを使いこなせるようにならなければなりません…。
ギャラリー
ここからは「ロシュフォールの恋人たち」ギャラリー。
双子姉妹
写真は全てクリックまたはタップで拡大します
このふたりは本当の姉妹なのです。
- デルフィーヌ役:カトリーヌ・ドヌーヴ
- ソランジュ役:フランソワーズ・ドルレアック
金髪の方が、有名なカトリーヌ・ドヌーヴです。
以前書いた記事でもふれていますが、お姉さんのフランソワーズ・ドルレアックは、悲しいことにこの映画を撮影した後に若くして亡くなられました。
美しい脇役
この映画は、各々が主役を張れる豪華俳優陣の共演。
- イヴォンヌ役:ダニエル・ダリュー(左)
- ジョゼット役:ジュヌヴィエーヴ・テニエ(右)
特に、左のダニエル・ダリューは私がフランス映画史上最も美しいと崇めている女優さん。
嗚呼、何度みても見飽きないほど見惚れてしまう美しさ。
特に左の横顔は、まるで女神のようです。
彼女に関する記事も書いていました。
続きを見るフランス映画史上最も美しい大女優 Danielle Darrieux(ダニエル・ダリュー)
当ブログの人気記事です。
多くのかたに目を通していただいているようで、ありがたき幸せです。
この映画では、双子姉妹の母でカフェを経営するマダムという役。
ダニエル・ダリューの話が長くなってしまいましたが、右のジュヌヴィエーヴ・テニエも日本での知名度はほとんどありませんが、とても目をひく可愛さ。
日本人男性に好まれそう。
この子の役は、カフェで働くウェイトレスのジョゼット。
二枚目俳優たち
イケメンも載せておきましょう。
今は「二枚目俳優」なんて言葉、使わないでしょうね^^;
- 水平のマクサンス役:ジャック・ペラン(左)
- ピアニストのアンディ役:ジーン・ケリー(右)
水平の制服はともかくとして、この時代は白いスラックスが流行っていたのでしょうか。
映画の中でよく見かけました。
映画の舞台
こちらは、映画の舞台になったロシュフォールの街の広場。
いつか訪れたいです!
サウンドトラックと映像
- アーティスト: ミシェル・ルグラン,ジャック・ルヴォー,ジャッキー・ワード,ドナルド・バーク,ダニエル・ダリュー,クロード・ペアレント,アン・ジェルマン,ジョゼ・バルテル,フィル・ウッズ,ミシェル・ルグラン・クインテット,サントラ
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あとがき
「ロシュフォールの恋人たち」は、映像美と音楽の調和がとても素敵な映画です。
ミシェル・ルグランの音楽なくしてこの映画は語れないほど。
ぜひ、多くのかたに観て聴いていただけると幸いです。
幸福感に包まれること間違いなしです。
ミシェル・ルグランの美しい魂は、これからもずっと人々の心の中で生き続けることでしょう。
数あるブログの中から、当ブログ「¡ el BLANCO !(エル ブランコ)」を訪れていただきありがとうございました。
Madoriでした (´ー`)