Le Midi

南フランス滞在記 ドライブ編① 芸術作品のような村「サンポール・ド・ヴァンス」

2017年9月14日

 

まどり
Bonjour.
Madoriです!

 

写真は、南フランスに数多く存在する鷲の巣村のひとつ「Saint-Paul-de-Vence(サンポール・ド・ヴァンス)」。

 

今回と次回紹介する村へは、ニースで車を借りてドライブに出かけます。

 

前回の記事はこちら。

南フランス滞在記 一瞬で心を奪われる美しい天空の村「エズ」

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初めての海外ドライブ

ドライブをしようと思ったきっかけ

この南フランス旅行では、あまり時間に縛られることもなくのんびりマイペースに過ごしてきましたが、この日だけは私たちにしては朝早く起きて出かけました。

 

この日はレンタカーを借りての日帰りドライブ旅行。

 

美しい村「サンポール・ド・ヴァンス」と「トゥーレット・シュル・ルー」を巡ります。

 

「サンポール・ド・ヴァンス」だけならニースから出ているバスで1時間ほどで行ける便利な村なのですが、「トゥーレット・シュル・ルー」がとても不便な場所にあるため、レンタカーを借りることにしました。

 

現地ツアーも考えたのですが、割高な上に巡る場所も多く(ということは慌ただしい)、マイペースな私たち夫婦には向いていないと感じました。

 

「トゥーレット・シュル・ルー」を諦めることも考えましたが、「エズ」や「サンポール・ド・ヴァンス」のような人気のある村だけではなく、マイナーな村も訪れてみたい欲がどうしても抑えられなかったのです。

 

悶々としていたところで、救いのひとことがありました。

 

ダンナさん
車を借りて南仏ドライブしようか?

 

まどり
え!?ほんと!?大丈夫なの?

 

ダンナさんは、アメリカでドライブ経験があるので、フランスもパリという大都会ではなく地方なら大丈夫だと思ったようなのです。

 

まどり
初海外で初ドライブなんて夢みたい!

 

ダンナさん
そうと決まったら、国際免許を取りに行かなきゃ。

 

無事に国際免許を取得し、こうして南仏まで来てしまいました。

 

さて、これからレンタカー屋さんまでトラムで向かいます。

 

ニースの通勤ラッシュ

ニース中心部から少し離れたホテルだったので、最寄りのトラム駅からレンタカーを借りるためニース中心部のマセナ広場方面へ向かいました。

 

この日は月曜日。
AM8:00過ぎで通勤時間帯だったのか、トラム駅停留所とトラムには大勢の人がいました。

 

東京の肋骨が折れそうになるほどの異常な通勤ラッシュではありませんが、海外で初めて体験する通勤ラッシュ。

 

トラムが揺れる度に乗客とぶつかり、その度に「Pardon(パルドン=失礼しました)」と声をかけました。

 

フランスではアイコンタクトと挨拶が大切だということを事前に聞いていたので、なるべく現地の人とは目を見て言葉を交わすように心がけていました。

 

日常風景も海外では非日常。
東京ではストレスでしかない満員電車も、ここでは貴重な体験のひとつとして楽しめました。

 

数駅しか乗りませんでしたが、人間ウォッチングも楽しかったです。

 

レンタカーを借りる

レンタカーは、日本で事前にネット予約で済ませていたので、借りる当日は下記を持参して受付をするだけ。

 

  • パスポート
  • 国際運転免許証
  • クレジットカード
  • プリントアウトしていたレンタカー予約票(引き換え券)

 

ちなみに、Holiday Cars.comからネット予約しました。

 

受付は英語対応もしています!

 

  • 車の引き渡し:AM9:00
  • 車種:ルノー

 

この写真と全く同じ車で、欧米では貴重なオートマ車が幸運にも借りることができました。

 

ダンナさんはマニュアルも運転できますが、慣れない土地なのでオートマにしたのです。

 

ちなみに私はオートマ限定の運転免許しか持っていません(しかもペーパー)。

 

スリリングな南フランスドライブ

いよいよドライブ開始です!

 

※ニースのレンタカー屋さんからサン・ポール・ド・ヴァンスまでのルート

 

また少し腹痛に襲われましたが、車窓から見える海岸沿いの美しい地中海に救われ、いつの間にか腹痛は治まっていました。

 

ですが、海岸沿いを通り過ぎてからはスリリングなドライブが始まりました。

 

なぜなら、日本と道路事情が異なる場面にいろいろ遭遇したからです。

 

注意ポイント

  • 右車線、左ハンドル
    これはどうしようもない
  • 歩行者の信号無視は当たりまえ
    信号の色・横断歩道の有無にかかわらず、歩行者には細心の注意をはらいました
  • スピードを出す車が多い
    日本の制限速度を守っていると煽られます…何度も端に寄って道を譲りました
  • 日本には少ない円形交差点
    これが一番怖かった!
    パリの凱旋門の円形交差点はフランス人でもビビるらしいですが、フランスの地方でも慣れない日本人にとっては普通に怖いです。

 

上記のように事前に情報は収集はしていましたが、いざとなると助手席に座っている私も緊張しました。

 

信号の無い円形交差点 「Rond Point(ロン・ポワン)」

円形交差点を走行する際のコツは以下の通りです。

円形交差点に進入した後、基本的には

1.入った入口から見て正面奥に位置する道路までに交差点から出る場合は、交差点の一番外側を進みます
2.それよりも後に交差点から出る場合は、交差点に入ったら中心に向かって進み、内側を回ります。

引用元:交通法規|在フランス日本国大使館

 

他にも、フランスの交通ルールについて詳しく載っているページがありました。

 

 

そんなスリリングな村までの道中でしたが、何とか無事に1つ目の村「サンポール・ド・ヴァンス」に到着しました。

 

Saint-Paul-de-Vence(サンポール・ド・ヴァンス)

サンポール・ド・ヴァンスについて

南フランスに数ある鷲の巣村の中でもとくに町並みが良く保存が行き届いていて、多くの芸術家を引きつけたことでも知られる美しい村です。

 

こちらは、村の入り口。

 

村独特のノスタルジックな雰囲気も漂わせながらも、洗練されたアート作品のようなお洒落さも感じる村でした。

 

それだけに観光シーズンは多くの人が訪れますが、前回紹介したエズ村同様にシーズンオフはとても人が少なくゆっくり村巡りができます

 

私達が訪れた時もかなり人が少なく、そしてアジア人は私達しかいませんでした。

 

エズ村では日本人2組、中国人3組くらいと遭遇したので、村の世界的な知名度はエズ村のほうが上なのでしょうか!?

 

村の案内図もセンスがあります。

 

お洒落なお店

 

村の入り口を入ってすぐに、いかにも南フランスらしい雰囲気のお店がありました。

 

南欧風インテリアや雑貨好きな人にはたまらない商品の数々に心が踊ります。

 

ここにもプロヴァンスプリントの布製品がありました。

 

私が好きなブティも、このお店でたくさん扱っていました。

 

ですが、悩みすぎて結局1点も買えませんでした。

 

まどり
帰国してから、かなり後悔しました。

 

ブティを使ったこんなインテリア、憧れます。

※ 写真はお借りしました

 

ブティとは?

 

※ 写真はお借りしました

別名プロバンサルキルト。
17世紀以降に生地に刺し子や刺繍をして詰め物を施した南フランス(プロバンス、ラングドック地方)の伝統的な技法。
ブティはプロバンス語で(詰める)が語源。
今現在でもこの地域の女性の生活様式として出生、結婚式、死亡など人生においての一大イベントに使用されています。
キルト綿をはさまずに2枚の布にステッチをかけてから詰めものをするので、キルティングの陰影をより一層美しく装飾的に表現できます。

引用元:ブティとは - 縫い物用語 Weblio辞書

 

廃墟のようなインパクトのある建物が見えてきました。

 

中には入りませんでしたが、レストランのようです。

 

何でも絵になります!

 

ここも中には入りませんでしたが、アトリエのようです。

 

路地の両脇に、お店やギャラリーがたくさん。

 

面白い光景だったので思わず撮りました。

 

村の模型が可愛らしいですね。

 

アートな路地

 

上の写真は、ガイドブックにも紹介されている、仮面の看板が目印の美しい路地です。

 

ここからは路地ギャラリー(写真)と、いたしましょうか。

 

何枚も撮った路地の中から、インスタグラムの「いいね」をたくさんいただいた写真を紹介いたします。

 

こちらは、美しい路地を歩くひとりの男性。

 

素敵な看板がたくさんあります。

 

こんなレストランで食事がしてみたいですね!

 

私のInstagramで一番人気が高かったのが、こちらのたくさんの看板に囲まれた路地の写真です。

 

こちらも人気の細い路地裏。

 

人通りの少ない細い路地裏ですが、フランスらしい色合いの鎧戸や看板、ドアが素敵ですね。

 

フォトジェニックな場所

 

この噴水のある場所で、写真を撮っている人がたくさんいました。

 

まどり
人がいなくなるのを待って撮りました。

 

ここも、いかにも南仏らしいフォトジェニックな場所でした。

 

美しい景色

 

村からの山景色です。奥に雪山が見えるのがわかりますでしょうか?

 

南フランスからまさか雪山が見えるとは思わなかったので、とても驚きました。

 

こちらは、村からの海が見える景色です。

 

うっすらですが、水平線が見えます。

 

美しい海も山も楽しめるコートダジュールの村、もう「最高」としか言いようがありません。

 

シャガールが眠るお墓

 

有名なエコール・ド・パリの画家、マルク・シャガールが眠るお墓がこの村にあります。

 

シャガールはこの村に20年ほど住んでいたようです。

 

西洋の墓地はとても美しく心が癒される場所で、怖さを全く感じませんでした。

 

ここにシャガールとその家族が眠っています。

 

まどり
シャガールのお墓参りができてよかったです。

 

マルク・シャガール 

20世紀のロシア(ベラルーシ)出身のフランスの画家。
生涯、妻ベラ(ベラ・ローゼンフェルト)を一途に敬愛していたこと、ベラへの愛や結婚をテーマとした作品を多く製作していることから別名「愛の画家」と呼ばれる。
1950年から南フランスに永住することを決意し、フランス国籍を取得している。

引用元:マルク・シャガール - Wikipedia

 

南フランスを終の住処にする芸術家が多いですが、実際に訪れてみて、その気持ちがわかるような気がしました。

 

美しい街や自然、温暖な気候、陽気な人々、豊かな食材、などなど、素晴らしさを挙げればキリがありません。

 

芸術家ではなくても絵心が芽生えたくらいですから。

 

実際、帰国してから、ダンナさんが南フランスのスケッチをしていました!

 

ショッピング

 

車で来たこともあり、サンポール・ド・ヴァンスでは買い物も楽しみました。

 

自分たちの物はもちろん、家族や友人へのお土産もほとんどこの村で買いました。

 

アートな路地にはカフェやレストラン、ギャラリーだけではなく、お洒落で素敵なお店も多いのです。

 

ハンドクリーム

 

Panier des Sens
パニエ・デ・サンス

 

ハンドクリームを自分用とお土産用に買いました。

 

うっとりする香りで、使うのがもったいなくて今もまだ少し残っています。

 

こちらは、Panier des Sens(パニエ・デ・サンス)の公式サイトです。

 

 

オンラインショップもありますので、日本にいながらでも一部の商品は購入できます。

 

オリーブオイル

 

Première Pression Provence
プルミエール・プレッション・プロヴァンス

 

いちばん長居したお店です。

 

店員さんがとても親切に商品の説明をしてくれました。

 

希少で良質なプロヴァンス産のみのオリーブオイルを販売しているお店です。

 

オリーブオイルというとイタリアやスペインが生産国としての知名度が高いですが、実はフランスのコートダジュール・プロヴァンス地方もオリーブオイルの名産地なんです。

 

パリやニースにもありますが、私達はこのサンポール・ド・ヴァンスで買いました。

 

オリーブの実は熟成が進むにつれ緑から赤、紫、黒へと色が変化し、このお店では風味の違いによって「緑(vert)」「熟成(mur)」「黒(noir)」の3つのフレーバーに分類しています。

 

早熟の実を収穫して24時間以内に絞ったフレッシュな「緑」はサラダやマリネに合うそうです。

 

完熟した実を使い、できるだけ早く絞った「熟成」は、野菜料理におすすめとのこと。

 

完熟した実をさらに5~7日間寝かせた「黒」は木の実やカカオのようだとも言われていて、きのこ料理・じゃがいも料理・お菓子との相性が良いそうです。

 

たくさん味見させていただきましたが、私は風味がフルーティーでサラダやパンに合いそうな「緑」を選びました

 

帰国してから後悔したのですが、「熟成」「黒」も買えばよかったな。

 

缶に入っているので、重量制限も大丈夫だったはずです。

 

「Première Pression Provence(プルミエール・プレッション・プロヴァンス)」の創始者は南仏のコスメブランド「 L'OCCITANE(ロクシタン)」を作り、オリーブ・オイルの「Olivier&Co.」の社長でもあるオリヴィエ・ボッサン氏。

2008年にパリにオープンし、現在は6店舗を展開しています。

※ Webサイトはこちら

 

香水

 

Fragonard(フラゴナール)の香水

 

フラゴナールは、日本未発売の南フランス、グラースの街で誕生した老舗の香水店です。

 

創業以来、その土地の植物から抽出した香りを調合して香水を創り続けています。

 

香りだけではなく、美しいパッケージデザインも人気でパリをはじめフランス全土に店舗があります。

 

ニース、エズ村にもありました。

 

私は、こちらの「Moment volé(モモン・ヴォレ)」というオードゥ・トワレを買いました。

https://www.fragonard.com/moment-volé

 

かごバック

 

 

L'OCCITANE
(ロクシタン)

 

ロクシタンは、誰もが知っているお店ですね!

 

ですが、ここではコスメやスキンケア商品ではなく、日本未発売の「かごバック」を買いました。

 

シンプルなクラシックなデザインでとても使いやすいので、帰国してから大活躍です。

 

夏のお洒落のアクセントにもなっています。

 

こちらは、フラゴナールとロクシタンのある通りです。

 

右側にロクシタン、左側にフラゴナールがあります。

 

どちらのお店も買い物をしたら、ビックリするほど沢山の商品サンプルをくれました

 

サンポール・ド・ヴァンスでの買い物は、とてもいい思い出になりました。

 

シーズンオフだと店員さんがゆっくり応対とサービスをしてくれるので、とてもおススメです。

 

実際に買った物の詳細については、改めて記事にしようと思います。

 

「オランジーナ」CM撮影のカフェ

 

村を巡った最後はこのカフェに寄りました。

 

このカフェは村の入り口にあり、カフェの前はペタンク場になっています。

 

ペタンク(pétanque)とは、フランス発祥の球技である。

名称は南フランス・プロヴァンスの方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来する。
スポールブールやプロヴァンサルゲームをベースに1907年に考案されたとされている。
テラン(コート)上に描いたサークルを基点として木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツである。

引用元:ペタンク - Wikipedia

 

残念ながらこの日はペタンクのおじいさま達には出会えませんでした。

 

そして、このカフェはあの「オランジーナ」のCMが撮影された場所なのです。

 

まどり
実は私達はオランジーナが大好きでして。

 

ダンナさん
本場の味が気になるよね。

 

事前にその情報を仕入れていたので、ここでオランジーナを飲みました。

 

フランスのオランジーナは日本で売られているものより甘さ控えめでした。

 

(左)日本 (右)フランス

 

こちらは、オランジーナのCM動画です。

 

「PUB ORANGINA JAPON オランジーナ SUNTORY - FAIT AU JAPON」

 

木村拓哉主演の映画「HERO」

これは余談ですが…

 

帰国してからWOWOWで放送していたので録画して観ました。

 

何と、この村で映画の撮影をしていたようなのです。

 

まどり
ラストシーンだけのために!

 

このサンポール・ド・ヴァンスが「ネウストリア公国(実在しない)」という国に設定されていました。笑

 

エンドロールにも、「Saint Paul de vence」と載っていました。

 

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  • 発売日: 2016/01/13
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まとめ

長い旅行記になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

もし、南フランスのコートダジュールを訪れる機会がありましたら、この屋外美術館のような美しい村もぜひお立ち寄りいただきたいです。

 

村そのものは小さく2時間ほどあれば全体を回れますが、個人的にはできればゆっくり時間をかけて、五感で味わっていただきたい場所だと思いました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

次は、美しい村トゥーレット・シュル・ルーです。

 

À bientôt! (またね!)

Madoriでした (´ー`)

 

滞在記、記事一覧はこちら

5泊7日 南フランス滞在記 まとめ

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