南仏旅行計画① サントロペ観光と行き方|ブリジット・バルドーが愛した南仏一お洒落といわれる港町

城砦から見たサントロペの町並みとサントロペ湾
  • 今回の記事に掲載している写真は全て著作権フリー画像を使用しています
Madori

Bonjour! Madoriです。

今回紹介する南仏の街は「サントロペ」です。

南仏の隠れた宝石、サントロペは、美しいビーチや風光明媚な景色はもちろんのこと、優雅な雰囲気漂う街並みや洗練されたショップも魅力のひとつです。

この南仏一お洒落といわれる港町は、かつてブリジット・バルドーが愛した場所としても知られており、セレブリティたちが集う観光地として脚光を浴びています。

また、天気も穏やかで温暖な気候が続きますので、太陽の光に包まれながら南フランスの魅力を存分に堪能することができるので大変おすすめです。

パリからのアクセスは少し不便ですが、高速列車や飛行機を利用してニースまで移動し、そこからバスや船でサントロペへたどり着くことができます。

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Contents

サントロペの魅力

サントロペの港

Saint-Tropezサン・トロペ

サントロペと聞くと、モナコやカンヌのように、世界のスターが夏を過ごしたり別荘を持っていたりクルーザーで訪れたりする高級リゾート地で、スノッブな雰囲気を想像していました。

しかし、ある旅番組を観てから、街が綺麗でおしゃれなだけではなく、気取らない素朴さがあることを知りました。

番組で紹介された、コート・ダジュールの魅力を知り尽くした「バカンスの達人」と呼ばれるムッシュウが、このように紹介するほど魅力的な街なのです。

バカンスの達人

サントロペに行かずしてコート・ダジュールを語るなかれ

そして、フランス人が一生に一度は訪れたい憧れの場所でもあるそうです。

これは、私たちもいつか訪れてみたいと思い、旅行計画を立ててみることにしました。

サントロペまでのルート

後でGoogle Mapも載せますが、まずは、サントロペまでのルート。

サントロペは、鉄道が通っていないためアクセスの悪い場所でもあります。

レンタカーを借りて行くのがいちばん良さそうですが、旅番組で紹介されていた行き方が楽しそうで良いかもしれないと思いました。

Madori

現地ツアーもありますが、高いです!

まずは、ニースからバスで10分ほど離れた「Villefranche-sur-Merヴィルフランシュ・シュル・メール」から「Saint-Raphaëlサン・ラファエル」まで電車で1時間

その後、サン・ラファエルからサントロペまで定期船で約50分

ちょっとした船旅を体験することができ、贅沢な気分も味わうことができていいなぁと思ったのです。

しかも、出発地点のヴィルフランシュ・シュル・メールもジャン・コクトーが愛したほどの魅力的な街。

ヴィルフランシュの街を楽しんだ後にサントロペを目指すのが良さそうですね。

ヴィルフランシュは、こちらの南仏旅行計画でも紹介しています。

サントロペとフランス映画

サントロペの路地

南仏一お洒落とも言われているサントロペは、フランス映画によく登場する場所でもあります。

海沿いの道は、映画撮影によく使われる通りなんだそうです。

サントロペでの、Alain Delonアラン・ドロンBrigitte Bardotブリジット・バルドーのツーショット写真もたくさん見つけました。

Madori

美男美女で、とても絵になっていました。

サントロペはブリジット・バルドーが愛した町でも知られています。

あとは、Alain Delonアラン・ドロンJane Birkinジェーン・バーキンが共演した映画『太陽が知っている』のロケ地もサントロペであります。

フランス映画好きにとって、映画のロケ地を訪れるのも旅の楽しみのひとつ。

他にもたくさん訪れたい地があります。

ドーヴィル、ロシュフォール、シェルブール…etc.

サントロペのカフェ

Hôtel subeオテル・スーブ

さて、サントロペに着いたら、海沿いのカフェでまずはひと休みしたいところ。

旅番組によると、銅像が目印の三つ星ホテル「Hôtel subeオテル・スーブ」の2階にある老舗カフェのテラス席からの眺めが素晴らしいとのことです。

1階にもテラス席があり、多くの人々はここで満足してしまうため、2階のカフェはかなりの穴場なのだとか。

テラス席で、港の様子をのんびりボーッとただただ眺めてみたい。

サントロペ観光

サントロペの街並み

カフェでゆっくり寛いたあとは、旧市街をフォトウォークしましょう。

マルシェやスーパーにも、もちろん立ち寄ります。

そして、素敵な現地在住マダムとの出会いに期待してしまいます^^

サントロペ名物「タルト・トロペジエンヌ」

La Tarte Tropézienneタルト・トロペジエンヌ

歩き疲れたら、再びカフェタイムをとります。

そのときは、Place des Lices(リス広場)の側にある、秘伝のレシピを受け継ぐ老舗菓子店「La Tarte Tropézienneタルト・トロペジエンヌ」に立ち寄りましょう。

そして、このお店の名前と同じお菓子、「タルト・トロペジェンヌ」を食べます。

「トロペジェンヌ」とは、 サントロペの女の子という意味なんだそうです。

60年ほど前に、先ほど紹介した女優のブリジット・バルドーが映画の撮影中に食べて気に入り、この名前をつけたとのことです。

Madori

ブリジット・バルドー、性格も可愛すぎますね!

このお菓子は一切れがけっこう大きく、ブリオッシュに秘伝のクリームがたっぷり挟まって表面に粒砂糖がかかっています。

タルト・トロペジェンヌ
  • タルト:3.8€ ≒ 502円
  • カフェ:1.4€ ≒ 185円
ダンナさん

あー、無性に食べたくなってきた!

そういえば!タルト・トロペジェンヌはパリでもいただけるそうです!

さすが、美味しいものがフランス中、世界中から集まる花の都パリ。

パリに滞在するかもしれないことも考え、ここにパリの店舗がある地図を載せておきましょう。

サントロペの有名カフェレストラン「カフェ・セネキエ」

CAFÉ SÉNÉQUIERカフェ・セネキエ

甘いもので満たされたら、再び街や港をお散歩します。

じゅうぶんにサントロペを満喫したら、最後はこのレストランで締めくくりたいと思います。

有名なカフェレストラン「CAFÉ SÉNÉQUIERカフェ・セネキエ」。

これまた、ブリジット・バルドーがこの店の前を歩いたことで、数々の映画スターやファッショニスタが集う最新流行の地となったそうです。

ココ・シャネルが、このお店の前でコレクションを発表したこともあるのだとか。

ちょっとお高そうですが、この旅は結婚10周年記念で訪れようかと考えているので、素敵な記念になりそうです。

最後はサントロペのサンセットを眺めたいですね。

旅行計画といいながら妄想旅のようになってしまいましたが、南仏の明るい空気がこの記事を通して少しでも伝わると嬉しいです。

本当は、訪れた写真をお届けできたら良いのでしょうけれど。

東京は梅雨の真っ最中。

少しでも爽やかな気分で、このうっとおしい時期を乗り越えたいですね。

サントロペ旅行記を書こうと思った理由

サントロペの旧市街

海外旅行記も完成し、最近はパリ旅行計画を書いていますが、このご時世いつまた旅ができるかわかりません。

もしかすると、その時にパリではなく、やっぱり南仏に行きたいと思っているかもしれません。

人の気持ちは、そのときの状況や心理によって変わります。

そこで、「プランB」として南仏旅行計画を書くことにしました。

実は、2年前にこんな記事を書きました。

3年前の2017年10月にスペインを訪れ、旅から帰ってきて数ヶ月後に書いたものなのですが、翌年2018年は南仏〜イタリア旅を計画していました。

結局、2018年は想定外の引越しをすることになり旅行に行けなくなってしまったのですが。

涙2019年にやっと旅に出られたのですが、行き先はなんとパリ!

急に決めたことで滞在日数が少ないから・・・と、いう消極的な理由もありましたが、幼少期からの憧れでもあったパリ。

南仏を訪れるには日数が足りませんでした。

行くなら今このタイミングしかないと思いました。

しかし、南仏同様にパリにもすっかり魅了されてしまったワタクシ。

なんとかパリにもう一度行きたい。

いや、一度なんて言わずにリピートしたい。

そう思いパリ旅行計画を書き始めたワケですが、季節柄ここ最近は南仏への想いも諦められずにいます。

パリと南仏、両方行くことも考えましたが、スタンプラリー的な慌ただしい旅は私たちにはできないので、どちらかに絞ることにしたのです。

サントロペのアクセス

ヴィルフランシュ・シュル・メールからサン・ラファエルまで。

  • 電車代:13.7€ ≒ 1,808円

その後、サン・ラファエルからサントロペまで定期船で約50分。

  • 定期船:15€ ≒ 1,980円

サントロペにて

  • Hôtel Sube
    オテル・スーブ
  • Place des Lices
    リス広場
  • La Tarte Tropézienne
    タルト・トロペジェンヌ
  • CAFÉ SÉNÉQUIER
    カフェ・セネキエ

サントロペまとめ

フランスの港町(サントロペ)

パリも大好きですが、南仏も同じくらい思い入れのある場所です。

南仏を訪れた人にしかわからない、あの開放感。脳から毛穴からとにかく全身が喜んでいるような感覚。

美しい景色以上に感動したのが、こういった「命を洗濯している」感覚でした。

そのときの記憶が鮮明に残っているため、今でも南仏の映像を観るたびに、心の奥底から訪れたい強い思いがあふれてくるのです。

それとともに、勝手に涙も溢れてきます。欲しているんでしょうね、地中海の空気を。

そういえば、Twitterでこんな素敵なツイートと美しい写真を見かけました。

今回紹介したのはニースではなくサントロペですが、私がコート・ダジュールを愛さずにいられない理由がこの写真と言葉につまっています。

日本人のSNSであまり紹介されていないところにも穴場感を抱きますね。

Madori

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ダンナさん

Merci. Au revoir. À bientôt !
(ありがとう、またね)

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