パリ滞在記1日目③ オデオン座周辺散策〜サン・ジェルマン・デ・プレ方面へ

パリのオデオン広場
Madori

Bonjour. Madoriです!

パリ滞在記、お腹が満たされたところで本格的に散策スタートです。

これから私たちが向かうのはサン・ジェルマン・デ・プレ界隈

目的はラバーブーツの購入ですが、その間にも名所や素敵な場所にたくさん出会えましたので、今回はオデオン座周辺をスタートにサン・ジェルマン・デ・プレのお店に向かうまでの道中写真を紹介していきたいと思います。

このオデオン〜サン・ジェルマン・デ・プレ界隈は、芸術や文化が息づくパリの中でも特に魅力的で、歴史ある建物や美しい広場、おしゃれなカフェやブティックが点在しています。

そんな魅力あふれるエリアをじっくりと歩きながら、パリの魅力を堪能いたしました。

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スペインで買った傘

スペインで買った折りたたみ傘

小雨程度ならあまり傘をささないヨーロッパの人々ですが、それはパリでも同じでした。

コートやジャケットのフードをかぶって歩いている人が多かったです。

私たちもなんとなく現地に溶け込みたくて真似をしてみましたが、カフェで朝食を食べている間に雨足が強くなってきたのでそろそろ傘が欲しくなってきました。

日本でパリの週間天気予報を調べていたときにずっと雨マークだったので、念のため折り畳み傘を持ってきていたのです。

初めてスペインのマドリードを訪れたとき、持ってくるのを忘れて傘を買うのに一苦労したのを思い出しました。

ようやく傘を売っているブティックを見つけ、購入したのが上の写真の2本です。

紫色が私で茶色がダンナさん。

慌てて買ったモノにしては色やデザインも好みで作りもしっかりしているため、購入して以来お気に入りです。

Madori

それに、なかなかお手頃価格

ダンナさん

確か20€もしなかったような。

ですが、この傘がスペインで活躍したのはこの1日だけで、その後はずっと太陽がいっぱいの晴天続きだったのです。

その後再び訪れた2度目のマドリードでは雨が1滴も降らず、傘の出番は一度もありませんでした。

そんなスペインで買った傘が、今回の雨天続きのパリで活躍してくれました。

オデオン広場

オデオン広場

傘をさしながらの散策。道中、最初の目印となる場所を通りかかりました。

Place de l’odéon(オデオン広場)

悪天候にもかかわらず、この広場が目に入った瞬間に私のテンションがさらに上がります。

Madori

なんて整った美しい建物に囲まれた広場なんだろう。

パリの美しい景観が、パリの建物の大半を占めるアパルトマンやホテルによって演出されているというのがよくわかりました。

  • 同じような建物の高さ
  • 同じような屋根の色
  • 同じような壁の色
  • 同じような窓の大きさ

これらの建物たちは名所や目印となる場所を引き立てる脇役なのに、つい私の目は主役より脇役に目がいってしまいます。

ポツンとたつ街灯さえも美しく演出してくれます。

現地の人も傘をさすほど雨は強く降っていました。

ですが、そんな雨のうっとおしさなんて、パリの景色を見ていたら忘れてしまうのでした。

そうしたら、犬を連れたパリジャンがタイミングよく広場を通りかかりました。

Madori

絵になりますね!

この場所が犬の散歩ルートだなんて、人間も犬も幸せだろうなと思いました。

この街灯は、古いフランス映画に出てきそうな雰囲気に加工してみました。

写真は面白いですね。ミラーレス一眼カメラが我が家に仲間入りしてからさらに楽しいです。

雨の写真をもっと美しく撮れるよう、撮影の勉強にあまり時間をとれなかったことが心残りです。

ダンナさん

看板や通り名プレートなどはコンデジで撮ったけど。

オデオン広場の通り名プレート

オデオン座

オデオン座

オデオン広場にすっかり夢中になってしまいましたが、主役はこちらです。

Odéon Théâtre de l’Europe
(オデオン座)

1782年に建てられた、ギリシャ風の列柱が目をひく堂々たる新古典主義建築の国立劇場です。

フランス革命直前に建設されたため、何度も名前が変えられたとのこと。

オデオン座の名前の変遷
  • 国民劇場
  • 平等劇場
  • オデオン座
  • 皇后劇場
  • 第2フランス座
  • リュクサンブール館

これらの名前の変遷を見ると、時代の変化の激しさを感じますね。

こちらも記録しておきましょう。

座席数は800席で、前衛的なお芝居や外国の作品も多く演じられており、外国の作品はフランス語字幕(たまに英語字幕)がつきます。

オデオン座の裏側は、このような感じです。

オデオン座の裏側

少し遠目から撮ると頭頂部まで収まります。

この日は祝日(諸聖人の日)だからか、あまり人が歩いておらずパリという大都会の中で写真が撮り放題でした。

ダンナさん

聖人の日だから、みんな教会に行ったり家族で家で過ごすんだろうね。

Madori

もしかすると、この日は観光するのにもってこいの日なんじゃない!

と、思っていたのですが、そんなことはありませんでした。

もう少し後の記事になりますが、ルーブル美術館周辺は、まるでテーマパークのように大勢の人出がありました。

オデオン通り

オデオン通り

Rue de l’Odéon(オデオン通り)

オデオン座と広場を堪能し、再び目的地を目指します。

オデオン座の真っ正面から真っ直ぐに伸びる路地をしばらく歩いていきます。

Madori

この路地もお気に入りです。

路地の脇の建物、下はカフェのようになっていますがホテルです。

ダンナさん

カフェの前に自転車というのが絵になりますね。

こちらは、オデオン通りを少し進んだ先から振り返って撮ったオデオン座です。

路地の間に見えるオデオン座の写真がいちばんお気に入りかもしれません。

今回は訪れることができませんでしたが、いつかオペラ・ガルニエ(オペラ座)もこんな風に遠めから撮ってみたいです。

オデオン地区の道中写真

記事の後編は、また道中写真を並べていきます。

こちらはホテル近くの、なんてことのない通りです。

日産の車YAMAHAのバイクが仲良く並んでいたので撮ってみました。

Madori

ここだけ切り取ると、日本にいるみたいだね。

ダンナさん

うん、建物が写っていなければパリには見えないかも。

通りすがりに中庭が見えました。ヨーロッパの中庭は、思わず柵の間から覗いてしまいたくなりますね。

気の向くままに撮った写真を並べてみました。

歩いて十数分の距離の通りすがりなのに、撮った写真が自分でも驚くほどあります。

Restaurant Polidor(レストラン・ポリドール)

レストラン・ポリドール

また気になるお店が目の前に現れました。

Restaurant Polidor
レストラン・ポリドール

壁の色、枠のワインカラー、ゴールドの文字、そしてクラシカル。

まるで19世紀のパリにタイムスリップしたような佇まいが素敵ですね。

ウディ・アレン監督の、パリを舞台にした人気映画『ミッドナイト・イン・パリ』にも、このお店が登場します。

残念ながら閉まっていましたが、ワインが自慢のレストランのようです。

お店の看板もミュシャを想わせるアールヌーボーなデザインで、これまた立ち止まってしまいます。

レストランの看板

ホテルからかなり近いので、次に訪れたときには、このお店で食事をしてみたいです。

Madori

お料理も美味しそうですよ!

公式Instagram

お洒落なお花屋さん

パリのお花屋さん「Stanislas Draber」

パリらしい、センスの良いお花屋さんの前を通りかかりました。

Stanislas Draber(スタニスラス・ドラバー)」という名前のお店です。

中には入りませんでしたが、ショーウィンドウ越しから眺めても、うっとりするほど美しいお花が綺麗に統一されて並べられていました。

看板も、このように素敵ですね。

ディスプレイも芸術的で美しいのなんのって!

公式Instagram

今回はできませんでしたが、次はゆっくりパリのお花屋さん巡りもしたいな、と思いました。

Madori

やはり3泊5日では心残りがありすぎますね。

特に私たちは寄り道ばかりの効率の悪い巡りかたばかりしているので尚更です。

だからというのもありますが、街に愛着がわきすぎて「新たなる地を訪れよう」とはならずに「再訪したい」になってしまうのです。

しばらくフランスとスペインの旅を繰り返すことになりそうです。

お花つながりで、素敵なワンシーンもカメラにおさめました。

お花がワサッと被さっているブティックももちろん素敵なのですが、ショーウィンドウ越しに店内を眺めている高齢のムッシュウが映画をみているようというか何というか。

パリに着いてから何度も呟いている一言ですが、とにかく「絵になる」。

時は11月上旬。奥様へのクリスマスプレゼントでも探しているのかなと想像してみたりして。

ところで、パリという街は花のある生活がしっかり根づいているところも魅力のひとつではないでしょうか。

美しいパリの街を彩るパリのお花屋さん。そして花を愛する人々。

日本はお花が高いので、花を欠かさない生活に憧れはするもののなかなか難しいですが、日常にうるおいを与えてくれる花のある生活は、我が家にもなるべく取り入れていきたいものです。

このような花の本を眺めるのも心の癒しになるのでオススメです!

ブラッセリー「Le Danton(ル・ダントン)」

またまた素敵な建物とお店が見えてきましたよ!

ブラッセリー「Le Danton(ル・ダントン)」。

上の写真の左に少し写っていますが、お店の目の前には、フランス革命で活躍した代表的な政治家、Georges Danton(ジョルジュ・ダントン)の像が建っています。

それにしても、無彩色な街には赤がとても映えますね。

お店のギャルソンのムッシュウがテラス席で休憩中でしょうか。

Le Danton

今回のパリ滞在では、「カフェとギャルソン」の写真を撮りたいとも思っていたので願いが叶いました。

パリではよく見かける光景なのですが、今までは写真でしか見たことがなかったので喜びを抑えられませんでした。

サン・ジェルマン・デ・プレへ

サン・ジェルマン・デ・プレ

いよいよ目的地であるサン・ジェルマン・デ・プレまでたどり着きました。

ブログを書いていると、短い距離でも随分歩いたように感じてしまいます。

パリは案内標識もクールでお洒落ですね。そして、背景のアパルトマンも良い演出をしてくれています。

こちらはパリのメトロ地上出入り口です。

メトロ地上出入り口

サン・ジェルマン・デ・プレ駅のメトロ看板、見たいと思っていたので素直に感動しました。

そして、奥には老舗カフェ「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」が写っています!

さらに、サン・ジェルマン・デ・プレ教会も見えてきました。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ教会の尖塔部のアップです。

こちらも教会の建物の一部ですが、赤く色づいた蔦紅葉(つたもみじ)がとても美しかったです。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会は中にも入りました。

その時の様子は、こちらをご覧ください。

こちらは、サン・ジェルマン大通り沿いのバス停です。

写真パネルは、フランス代表でPSG(パリ・サンジェルマンFC)に所属する、Kylian Mbappé(キリアン・エムバペ)選手。

余談ですが、私たちは「ムバッペ」と呼んでいます。最近、彼の呼称が定まったようですね。笑

こちらは、サッカーにあまり興味がなくても知っている人は多いのではないでしょうか。

ブラジル代表で同クラブ所属のNeymar(ネイマール)

Madori

やはり、この二人はクラブの看板なのでしょうね。

今回の散策は、以上となります。

散策ルート

今回の散策ルートは、滞在のホテルから、サン・ジェルマン・デ・プレにある「AIGLE(エーグル)」 までです。

まとめ

オデオン座周辺からサン・ジェルマン・デ・プレまでの散策、いかがでしたでしょうか!?

この芸術や文化が息づく界隈では、パリの魅力をじっくりと堪能することができます。

また、美しい建物、おしゃれなカフェやブティックなど、見どころがたくさんあるエリアなので、ぜひパリ旅行の際に訪れてみてはいかがでしょうか。

次回は、「AIGLE(エーグル)」 でラバーブーツを買ったときの様子を紹介します。

上の写真は、このあと訪れるチュイルリー庭園で、買ったばかりのブーツを履いている私の足元です。

Madori

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ダンナさん

À bientôt ! (またね)

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