パリ滞在記2日目⑥ ヴォージュ広場|ヴィクトル・ユーゴーゆかりの地でパリで最も美しく最も古い広場

ヴォージュ広場

 

まどり
Bonjour.
Madoriです!

 

パリ滞在記の続きです。

 

今回は、楽しみにしていたマレ地区の中でも最も楽しみにしていたヴォージュ広場を訪れたときの事を紹介します。

 

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Contents

ヴォージュ広場

 

Place des Vosges
ヴォージュ広場

 

やってきました!ヴォージュ広場。

 

パリで最も美しく最も古い広場のひとつといわれています。

 

その美しさから、観光客だけではなく長い間パリ市民からも愛され続けているそうです。

 

この広場、実はその存在を知ったのは、ごく最近(3年前)なのです。

 

旅番組のパリ・マレ地区の回が放送されたときにヴォージュ広場も紹介されたのですが、まるで一枚の美しい布を広げたような見事に調和のとれた佇まいに魅了され、いつか訪れたいとずっと夢みていました。

 

子ども時代からパリに憧れていたことは何度かこのブログでふれていますが、その後イタリアやスペインにも興味を抱き、パリから少し離れていた時期がありました。

 

ですが、このヴォージュ広場の映像を眺め、私の中のパリブームが再燃したといっても過言ではありません。

 

ヴォージュ広場は、ブルボン朝の創始者でもあるフランス国王アンリ4世の、「パリを世界で最も美しい都にしたい」という望みに従って、17世紀に都市計画の一環として造られました。

 

広場の建設が企画されたのは1605年のこと。

 

アンリ4世自身は狂信的なカトリック教徒によって暗殺されてしまい、無念にも広場の完成をみることはできませんでした。

 

広場の完成は、7年後の1612年。
ルイ13世の時代に完成しました。

 

左右対称の広場の中央には、ルイ13世の騎馬像が鎮座しています。

 

当時、この広場は「Place Royale(王の広場)」と呼ばれていたそうです。

 

広場は、外観が全て同じスタイルで統一されているのが大きな特徴で、南北にある「王の館」「王妃の館」を含めて36軒のPavillon(パヴィヨン=館)に囲まれています。

 

この館には、宮廷の高官や貴族たちが住んでいました。

 

かつては社交の場、または貴族たちの決闘の場ともなったこの広場。

 

1789年のフランス革命後は、「王」と名のつくものがことごとく排除されたため、現在の「Place des Vosges(ヴォージュ広場)」という名称に改められました。

 

まどり
せっかく撮ったプレート、ピンボケ。

 

 

こちらは、広場を囲む建物の1階部分。

 

アーケード付きの回廊となっており、画廊、骨董商、レストランやカフェなどが並びます。

 

赤いレンガと白い石造りの建物が広場を囲むように続いています。

 

 

この広場の周囲に建つ、くるりんとした街灯が愛らしいです。

 

 

美しい広場の写真を眺めていると、広場でのんびり過ごしたときの記憶が蘇ってきます。

 

季節外れではありますが、広場は紅葉もとても美しかったです。

 

まどり
秋のヴォージュ広場、とてもオススメ!

 

ここからは、広場の中の様子を写真だけ並べてみることにします。

 

眺めて感じていただけたらと思います。

 

一部、アートフィルター加工した写真も載せています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広場を一周して写真を撮ったあとは、カメラをしまいリラックスタイム。

 

しばらくの間ベンチに座り、ダンナさんとおしゃべりをしながら美しい広場や建物を眺めたり、通り行く人をボーッと眺めたり、芝生にゴロンとしたりして過ごしました。

 

ダンナさん
芝生に寝っ転がるの気持ちよかった。

 

まどり
ゆっくりと流れる時間に身を委ねるのも幸せだね。

 

パリは楽しく刺激で溢れているけれど、こんなのんびりした過ごしかたもいいですね。

 

笑顔がこぼれたところを撮ってもらいました。

 

ダンナさんは、芝生に寝転がって本当に寝ちゃいそうでした。

 

そういえば、この日の天候は曇ときどき小雨。

 

ノートルダム大聖堂を眺めていたときは小雨がパラついていましたが、マレ地区を通りかかった頃には雨はすっかり止んでいました。

 

芝生も濡れていませんでした。

 

最後に。

 

2020年3月まで改装工事で閉館中のため立ち寄れませんでしたが、ヴォージュ広場を囲む館のひとつにヴィクトル・ユゴーの暮らした家Maison de Victor Hugo(ヴィクトル・ユゴー記念館が)があります。

 

そこには、ユゴーや家族の肖像画が飾られています。

 

そして、奥にある書斎は数々の名作が生まれた記念すべき部屋であるとのこと。

 

ヴォージュ広場は再訪間違いなしの場所なので、次にパリを訪れたら記念館にも足を運びたいと思います。

Victor Hugo(ヴィクトル・ユゴー)
1802年2月26日 – 1885年5月22日

『レ・ミゼラブル』の著者として著名。

フランスが誇る19世紀最大のロマン主義の詩人、小説家。

 

土産売り場でお買い物

 

広場をじゅうぶんに堪能した私たち。
もしここで外が暗くなったらこのままホテルへ戻る予定でしたが、まだ外が明るいので次の目的地に向かうことにしました。

 

門と門の向こう側の通り。

 

広場を出ると、「Rue de Birague(ビラーグ通り)」という賑やかな通りに出ました。

 

この通り沿いにあるお土産屋さんで、ちょっとしたモノを買いました。

 

お土産屋さんは、「Under The Sand Paris」というお店。

 

ヴォージュ広場を訪れた記念に、本物よりかなり小さなサイズのパリの通り名プレートを購入しました。

 

まどり
我が家のインテリアにも馴染んでいます。

 

パリの通り名プレートが好きなので、お店で見つけたときに「これ欲しい!」と、即決。

 

他にも、いろいろな場所を示すプレートがありました。

 

あとは、ミニチュアの凱旋門も購入しました。

 

既に持っているエッフェル塔と仲良くツーショット。

 

ミニチュアのエッフェル塔は、独身時代に旦那さんがCDGで買ったものです。

 

お店では、いろいろな土産物を扱っていました。

 

海外サッカーファンなので、思わず反応。
フランス代表とパリ・サンジェルマンFCのグッズもありました。

 

フランスのチームらしいトリコロールカラーが可愛かったです。

 

まどり
グリーズマンのフランス代表ユニフォームくらい買ってくればよかったかな。

 

ダンナさん
グリーズマン、かっこいいよね。

 

このお店では写真は撮りませんでしたが、パリではグリーズマンの人気が高いのか、ユニフォームが多く店頭に並べられていました。

 

グリーズマンも好きなサッカー選手のひとりです。

 

このヘアスタイル、アーティストっぽくて好きだし似合っている。

 
 
 
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お店を出て、さらに通りを進むとこれまた気になるお店を見つけました。

 

Café L’Arsenal(カフェ・ラルセナル)

 

マレ地区のヴォージュ広場やバスティーユ広場にも近いカフェ・ラルセナルは、パリの常連客にずっと愛されている60年代風のビストロらしいです。

 

公式webサイトも公式Instagramも見つけられなかったので、訪れた人が投稿した写真を貼らせていただきます。

 

ここも、いつかふらりと訪れてみたい。

 
 
 
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地図

ヴォージュ広場紹介の記事ですが、広場から次に向かうバスティーユ広場までを表示させてみました。

  • Place des Vosges
    ヴォージュ広場
  • Rue de Birague
    ビラーグ通り
  • Under The Sand Paris
  • Café L’Arsenal
    カフェ・ラルセナル 
  • Place de la Bastille
    バスティーユ広場

 

まとめ

 

屋外美術館のように美しく、そして癒される場所でもあるヴォージュ広場を写真多めに紹介させていただきました。

 

調和のとれた風景を眺めながら、改めてパリは素晴らしい街だと実感させられました。

 

この魔法にかけらたように美しいパリ。

こうしてブログを書いている今も、本当に私はパリを訪れていたのだなという喜びと、何だか夢だったのではないかという想いが混ざって不思議な感覚でいます。

 

パリ旅の余韻は、まだまだ続きそうです。

 

次は、バスティーユ広場に向かうまでの道中とバスティーユ広場を訪れたときの事を紹介します。

 

数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございます。

 

また、ブックマークとメッセージも感謝しております。

 

À bientôt ! (またね)

 

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