2度目のマドリード滞在記 9日目 エミレーツ航空で帰国|バラハス空港からドバイ国際空港を経由して羽田空港へ

スペインの首都マドリードのバラハス空港
Madori

¡Hola! Madoriです。

今回は、スペイン・マドリード旅行記の最終回。エミレーツ航空でバラハス空港からドバイ国際空港を経由し、帰国するまでの様子をお届けします。

また、ひどい時差ボケに悩まされたので、そのときの状況も少しお伝えします。

前置きになりますが、この旅行からもう2年も経っているのに、書いていて寂しさが込み上げてきました。

本当に、帰国の日を迎えるのがツラくてツラくて仕方がなかった記憶が甦ります。

帰国するのをやめて、このまま現地に住んでしまおうかと妄想してしまったり。笑

ですが、この滞在記を書いている間は帰国してからもずっと旅が続いているようなワクワク感もありました。

そして、途中で挫折せずに書き続けてきてよかったと達成感にも包まれています。

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Contents

ホテルから空港まで

ホテルの屋上テラスからの眺め

滞在中お世話になったアパートメントホテルともいよいよお別れです。

軽めの朝食を済ませ身なりを整え、荷造りを終えた後に屋上テラスへ。

マドリードの街がオレンジ色に包まれているのがよくわかります。

名残おしいですが、そろそろ出発の時間です。

ホテルの前にはいつもタクシーが停まっているので、呼ばなくてもすぐにタクシーに乗ることができます。

ホテルから空港までの道中、タクシーの車窓から何枚か写真を撮りました。こちらはスペインの大手銀行Bankiaバンキアのビルです。

「Bankia(バンキア)」のビル

車窓から適当に撮ったから傾いているのではなく、本当に傾いた造りのビルなのです。

こちらは、Cuatro Torres Business Areaクアトロ・トーレス・ビジネス・エリアのビルのひとつ。

クアトロ・トーレス・ビジネス・エリア

セゴビア日帰り旅行の出発と帰路編でも紹介した写真ですが、また載せておきましょう。

バラハス空港の地図

  • 地図は、マドリード中心部から空港までのルートです。

空港に到着しました。マドリード市内から国際空港「バラハス空港」まではタクシーで15分〜25分の距離です。

定額:30€

私たちが滞在したホテルからは15分ほどで到着しました。

タクシーに乗ると、運転手さんに利用するエアラインを聞かれます。

エアラインによってターミナルが違うからです。

料金がお手頃なので移動の手段として地下鉄もありますが、乗り継ぎがあるのと海外で大きな荷物を抱えての移動は不安もあるため、私たちはマドリード市内〜空港間はタクシー移動一択です。

バラハス空港(ターミナル4)

バラハス空港(ターミナル4)

私たちが乗るエミレーツ航空はターミナル4です。

バラハス空港の正式名称は、以下のとおり。

Aeropuerto Adolfo Suárez Madrid-Barajas

アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港

こちらは空港からの眺めですが、このようにタクシーが連なっています。

バラハス空港からの眺め

ターミナル4は、天井が波状にうねる斬新なデザインが利用者の目を引きます。

バラハス空港(ターミナル4)

ターミナル4は、2005年に設立。イギリス人の建築家、Richard Rogersリチャード・ロジャースによって設計されました。

そして、空港内はとても広いです。

バラハス空港の受付カウンター
バラハス空港の出発時刻案内

私たちが向かうのはドバイです。ドバイを経由して羽田空港へ向かいます。

マドリード出発〜ドバイ到着

時間に余裕を持ってホテルを出発したので、手荷物を預けた後はフライトまでの時間を空港内のカフェで過ごしました。

ホテルで軽く朝食を済ませてきましたが、少しお腹が空いてきたので小さめのボカディージョとコーヒーを。

テーブルに座っていると、何者かが小さなお土産のような物を各テーブルにひとつずつ置いていました。

Madori

あれ、なんだろう?

ダンナさん

手に取ったらダメだよ!

どうやら、手にした瞬間に金銭を要求されるようです。

それを知っている人が多数なのか、周囲で手に取る人はいませんでした。

私たちも、無視しました。しばらくすると、何者かは諦めてそれを回収していきました。

Madori

ほんと、あらゆる手を使ってきますね。。。

そういえば、レアル・マドリードのスタジアム周辺にもユニフォームを着たシンプソンズの着ぐるみが手招きして「一緒に写真を撮ろう」と肩に手を回してくるのですが、写真を撮ったら「Money」と手を出してきました。

ダンナさん

1€だけ払いました。苦笑

マドリー繋がりで、こちらは空港内のレアル・マドリードのオフィシャルショップです。

レアル・マドリードのオフィシャルショップ

スタジアムのショップより品揃えは少ないですが、広々として買い物がしやすそうでした。

バラハス空港(ターミナル2)

バラハス空港(ターミナル2)

今回の滞在記から少し脱線しますが、前回はエールフランスを利用しました。

エールフランスの発着はターミナル2です。

ターミナル4に比べるとインパクトが弱いですが、こちらも広々としていてとても綺麗でした。

このような、お洒落なカフェもありました。

さすがスペイン。生搾りオレンジジュースの自動販売機までありました。

生搾りオレンジジューサー

そして、こちらにもレアル・マドリードのオフィシャルショップがありました。

レアル・マドリードのオフィシャルショップ

CR7(クリスティアーノ・ロナウド 背番号7)クッキーまで!笑

CR7クッキー

9.5€、ファンなら安い買い物ではないでしょうか。

クリスティアーノは大好きですが、グッズ系にあまり興味のない私たちは買いませんでした。笑

こちらは、手荷物が機内に運ばれていく様子をボンヤリ眺めていた時に撮った写真です。

手荷物が機内に運ばれていく様子
Madori

無事に羽田まで届けてくださいと祈っていました。

私たちはまだロストバゲージの経験はありませんが、ネットやSNSを眺めていると結構あるものなんだなぁと。。。

もちろん、旅行の度に海外旅行保険には加入しているのでロスバケがあっても保証はしてもらえますが、起こらないにこしたことはありません。

こちらは、ターミナル2からのマドリードの街の様子をコンデジのズームで撮影したものです。

マドリードの街並み

マドリードからドバイへ移動

エミレーツ航空の機内から撮影

上の写真は、飛行機の中から撮影したものです。この玉ボケが、まるでマドリードの街との別れを惜しむ私の涙のようでした。

マドリードからドバイまでの飛行時間は7時間ですが、この時の記憶はあまり残っておりません。

Madori

旅行記はなるべく早めに書きましょうね(反省)。

ドバイ国際空港での長すぎるトランジット

ドバイ国際空港

ドバイ国際空港に到着しました。

トランジット、往路は4時間でしたが復路は7時間で、この7時間がけっこうキツかったです。

マドリード以上に巨大な空港なのですが、なんせ世界のハブ空港。スケールが違います。

世界中から人が集まるので人間ウォッチングを楽しめるかなとワクワク感もありましたが、それ以上に人口密度が高すぎて人に酔いました。

これだけ大きな空港なのにどこも行列、トイレも行列。

ダンナさん

トップシーズンの羽田空港でもここまで酷くないぞ!?

Madori

大げさに言うと、東京が田舎に感じました。

こちらは、空港がたいへん混雑している時に撮った写真です。

混雑したドバイ国際空港の様子

椅子は全て埋まっています。そして、みなさん座る場所を探してキョロキョロしています。

私たちはタイミングよく椅子に腰掛けることができましたがドバイでヘロヘロに疲れてしまい、復路の空港ではあまり写真が撮れませんでした。

上の写真と、このロレックスの時計だけです。

ダンナさん

ボケボケだねぇ。笑

Madori

「写真は心を映す鏡」とはよく言うけれど、まさにそんな感じだね。笑

前回のトランジットはパリ

シャルル・ド・ゴール空港

また脱線しますが、前回マドリードを訪れたときはエールフランス利用だったので、トランジットはパリのCDG(シャルル・ド・ゴール空港)でした。

このときのトランジットは2時間と、逆に短すぎました。

フランス語を聴きたい&話したいので、CDGはむしろ長く滞在していたいのです。笑

帰国〜時差ボケに悩む

ドバイから羽田空港までの復路は9時間。

エミレーツの機内はやはり激寒でした。

そして、ナゼ着陸の20〜30分も前にブランケットを回収するのでしょうか!?

それ以外は大満足なエミレーツでしたが、しばらく利用することは無いかな・・・というのが個人的な感想です。

エミレーツというより、中東経由での渡欧は安いのが魅力ですが、時間がかかりすぎて体力が奪われるのもリスクのように感じます。

羽田空港に到着したのは深夜だったため、空港から自宅まではタクシーで帰りました。

品川区の自宅まで¥5,000くらい

そして帰国後2週間、時差ボケと闘いました。

日中に酷い眠気が襲ってきてそのまま6時間爆睡のうえ夜は寝付けず・・・と、いう日が続きました。

今ではこうしてネタにしていますが、睡眠外来に通おうか考えたほど時差ボケに悩まされたのは初めてのことでした。

まとめ

マドリード中心部「Gran via(グラン・ビア)」

マドリードは「天国のような街」ともいわれています。

このような言葉があります。

De Madrid al cielo,
y en cielo,un agujerito para verlo.

マドリードから天国へ
そして天国にはマドリードを見る小さな穴を

マドリードは地上の楽園のような場所で、人は天に昇ったあとも街を見下ろす小さな穴を欲しがると、いう意味なのだとか。

マドリードに住む人々がどれだけこの街を愛しているかが伝わってくる言葉ですね。

この言葉は18世紀に、フランスブルボン家出身のスペイン王カルロス3世の時代に生まれました。

カルロス3世は、アルカラ門やプラド美術館など美しく見事な建築を残したうえに、マドリードの都市開発に尽力したスペイン国王だったそうです。

世界初の横断歩道を設置したのもカルロス3世と言われます。

マドリードを、天国も羨むほど暮らしやすい街に造り変えたのだとか。

市民に慕われ「市長王」と呼ばれるのも納得ですね!

Carlos III(カルロス3世)
(1716年1月20日 – 1788年12月14日)

ナポリ・シチリア王(カルロ7世および5世、在位:1735年 – 1759年)、のちボルボン(ブルボン)朝のスペイン王(在位:1759年 – 1788年)。スペインの啓蒙専制君主と言われる。

現在マドリードにある歴史建築物の多くは彼の時代に建設された。君主としてそれほど優れた素質ではなかったが、性格には誠実さがあり、大臣の選択には賢明であった。啓蒙君主としてスペインの国力をある程度回復させた。国力の低下により荒廃していたマドリードを再開発、プラド通りやシベーレスの噴水など現在にも残る近代的街並みを整備したことはその好例である。

引用元:カルロス3世 (スペイン王) – Wikipedia
Madori

王家の家系図を眺めるのは楽しいですね。

都会のマドリードですが、歩行者に優しい街づくりも進んでいるそうです。

歩道が拡張され、街の大通りGran viaグラン・ビアが、今は歩道のほうが広いくらいになったそうでビックリ!

グラン・ビアは、私たちが訪れたときは狭い歩道を埋め尽くすように人で溢れており、美しい大通りなのに歩いていて窮屈なので2度目に訪れたときはあえて避けていました。

マドリード、ますます街歩きが楽しい街になったようで、これはまた訪れなければなりません!

私にとって長い長いプロジェクトのようでもあったマドリード滞在記も最終回となりましたが、実はこれまで何度か挫折しそうになりました。

特に、計画外の引っ越しとクリスティアーノのユヴェントス移籍が同時期にあった頃は、海外旅行やスペインのことを考えるのも嫌になっていました。

このままフェードアウトも考えましたが、少しずつ元気を取り戻し今に至ります。

復活できたのは、ダンナさんの精神的な支えはもちろんのこと、休んでいる間もアクセスしてくださった方々がいたことも大きな理由だと思います。

読者のみなさまはじめ、検索やSNS経由で訪れてくださったみなさまにもこの場を借りて感謝申し上げます。

旅行記が一区切りついたので、これからは次の旅行計画や何気ない日常についても綴っていきたいと思います。

今後とも、当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

Madori

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ダンナさん

¡ Hasta pronto amigos ! (またね)

著者:地球の歩き方編集室
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