2度目のマドリード滞在記 2日目⑤ レティーロ公園観光〜屋外美術館のような緑豊かな美しい都会のオアシス

マドリードのレティーロ公園
まどり

¡Hola! Madoriです。

前回の記事では、アルカラ門が見えるロケーションの素晴らしいカフェを紹介させていただきました。

今回は、アルカラ門からすぐ近くにある美しいレティーロ公園を散策した時のことを紹介させていただきます。

ここは、首都マドリードにありながら広大な緑地帯となっており、屋外美術館のように美しい公園は、マドリード観光にも観光の合間の憩いの場として訪れるにも大変おすすめの都会のオアシスです。

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Parque de El Retiro(レティーロ公園)の入り口

PUERTA REAL(王の門)

それでは、さっそく公園内に入っていきましょう。

公園の目の前には立派な門(王の門)が、設けられていました。

公園の歴史

Fuente de los Galápagos(ガラパゴスの噴水)

レティーロとは、「休息」のこと。

マドリードに都を移したフェリペ2世の時代には、ここに修道院と王の別邸があり、休息と祈りをささげる場所であったことが公園の名前の由来になっているそうです。

1808年のスペイン独立戦争で、ナポレオンがマドリードに侵攻した際に一度は破壊されたというレティーロ公園。

その後の王たちによって整備され、120万㎡とマドリードで最も広大なこの公園は、今ではマドリード市民に愛される緑のオアシスになっています。

人気の観光スポットでもあり、広大な敷地には美術的な多くの彫像、噴水、記念碑が立ち並んでおり、公園自体がちょっとした美術館のように感じました。

公園の位置

公園の地図を載せてみました。
地図を見て、改めてレティーロ公園の大きさがよくわかります。

東京の新宿御苑の2倍以上、皇居敷地面積より広いのです。

広大な公園なので、地図で目指す場所をチェックしておきましょう。

公園敷地内の地図

公園内には、このように案内標識もあるので助かりますね。

Bosque del Recuerdo(故人の森)

美しい公園の風景

アルフォンソ12世のモニュメント

ここからは、優美なレティーロ公園を写真メインで紹介させていただきます。

上の写真は、「Monumento a Alfonso XII(アルフォンソ12世のモニュメント)」と大きな池。

ボートには乗りませんでしたが、騎馬像の彫刻の美しさと、のんびりボートを楽しんでいる人々を眺めているだけで、ゆったりとした気持ちになれました。

写真で紹介しきれないのが残念ですが、この公園は驚くほどの広さで、ここがマドリードという首都であり、都会であることを忘れてしまいます。

観光や美術館巡りもマドリードの見どころですが、この公園をゆっくり散策しながら自然の中でホッと一息つくのもおススメです。

騎馬像のある池の周辺は観光客が写真を撮るために大勢集まりますが、こちらは人が少なくのんびりした雰囲気でした。

この辺りで写真を撮っていたら、台湾から旅行で来たという女性に話しかけられました。

英語はペラペラ、スペイン留学経験もあり、日本語も勉強しているとのこと。

とても気さくで可愛らしいかたで、嬉しいことに、「Facebookでお友達になりましょう。」と、声をかけていただき、お互いお友達登録をしました。

まどり

Facebookのアプリを、ここで1年ぶりに開きました。笑

写真も一緒に撮りましたが、小柄で華奢で若い彼女とのツーショットを載せる勇気はありませんでした。。。

台湾に行く機会があったら再会したいなぁと思いました。

旅は、このような視野や世界を広げてくれる出会いがあるのも楽しいですね。

心に残る写真

公園で民族楽器を演奏しているおじいさん

最近、好きな写真の傾向が変わったように思います。

風景そのものよりも、人物や日常を切り取ったような写真に惹かれるのです。

美しい自然や風景は、Instagramや旅ブログ、ガイドブックなどで見慣れてしまったのかもしれません。

まどり

もちろん、美しい風景写真も大好きです。

私も、海外のフォトグラファーのような素敵なワンシーンを撮りたいと思うようになりました。

この旅でも、そのようなシャッターチャンスをうかがっていました。

レティーロ公園は自然や風景が美しい公園 ですが、そんな中で素敵なシーンに出会えました。

最も気に入っている写真が、上の民族楽器を演奏しているおじいさんの姿です。

外国映画に出てきそうな美しい光景だなぁと思いました。

演奏の妨げにならないように、ズームで撮影しました。

こちらの、公園をのんびり散策する人々の姿も印象的でした。

公園を散策する人々

プリンセスのようなお洋服を着ている女の子がとても可愛かったです。

まどり

カップルも、とても多かったです。

そして、可愛い猫ちゃんたちにも出会えました!

ポカポカ陽気だったので、気持ち良さそうにしている姿にも癒されました。

警戒されないように、こちらもズームで撮影しました。

猫の写真は、大好きな番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」をイメージして撮りました。

岩合さんの魔法の言葉、「イイ子だねぇ〜。」と、囁きながら近づくと撮りやすいような気がします。笑

旅をしているうちは飼えませんが、いつかニャンを家族として迎えられたら嬉しいですね。

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宮殿のようなパルテレ庭園

Jardín del Parterre(パルテレ庭園)
まどり

わぁ〜!なんて素敵な場所。

思わず、そう言わずにはいられない眺めに出会いました。

フランス式庭園を思わせるような綺麗に整えられた庭園「Jardín del Parterre(パルテレ庭園)」が一面に広がっています。

花と緑豊かな光景に、歩き疲れていたことをすっかり忘れてしまいました。

先へ進むと、けっこう人がいました。

Monumento a Jacinto Benavente

どこを切り取っても美しく、フォトジェニックです。

ここで写真を撮っている人がたくさんいました。

誘われるように歩いていると、目の前に美しい建物が見えてきました。

El Casón del Buen Retiro

その建物の手前には、大きなアーチがありました。

Puerta Felipe IV(フェリペ4世の扉)

レティーロ公園散策は、ここまでです。

けっこう歩きましたが、それでも公園の半分しか周れませんでした。

まどり

それだけ広大な公園でした。

レティーロ公園の見どころのひとつ、「Palacio de Cristal(クリスタル宮殿)」まで辿り着けなかったのが少し心残りですが、都会のオアシスに癒され大満足です。

ダンナさん

こちらが、行けなかったクリスタル宮殿です。

さいごに

レティーロ公園から見たアルカラ門

マドリード観光にぜひおすすめの都会のオアシス「レティーロ公園」。

全てを巡るなら、途中休憩含め、まる一日は欲しいと思うほど大きな公園でした。

いつかゆっくりベンチに腰をかけて小説でも読みながら過ごしてみたいです。

それにしても、スペインの太陽は本当に元気いっぱい。

サングラスを忘れてしまったことを後悔しました。

Madori
まどり

眩しがり屋なので、翌日慌てて現地でサングラスを買いました。

この後は、プラド美術館などの三大美術館が集中するエリアを散策します。

美術館の中には入っていません。

続きます・・・。

まどり

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ダンナさん

¡Hasta luego! (またね)

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