Spain travel

2度目のマドリード滞在記 5日目② 日帰りで世界遺産の街「クエンカ」へ 「魔法にかけられた街」編

2019年4月18日

¡Hola!

Madoriです _φ(・_・

 

スペインの首都、マドリードから日帰りで訪れることができる世界遺産の街、クエンカへの旅のつづきです。

今回は、この日帰り旅行のメイン。

したがって、写真が40枚以上あるボリューム感たっぷりの記事となります。

 

前回の滞在記はこちら

2度目のマドリード滞在記 5日目① 日帰りで世界遺産の街「クエンカ」へ 出発編

続きを見る

 

駅から「魔法にかけられた街」へ

首都マドリードからクエンカまでは、高速鉄道(AVE)利用で1時間。

駅から旧市街のマヨール広場へ

クエンカ AVE駅(Cuenca Fernando Zobel)へ到着し、いよいよ「魔法にかけられた街」と語られるクエンカの旧市街までバスで向かいます。

駅周辺は、駅とタクシー乗り場以外は何もありません。

見渡す限り、一面に広がるスペインの大地。

日本ではなかなかお目にかかれない光景です。

写真を撮り忘れたのが残念ですが、しっかり目に焼き付けておきました。

ボーッと辺りを見渡しているところで、バスが到着。

それほど待たずに来ました。

念のため、旧市街のある「マヨール広場」を通るかどうか運転手さんに聞いたところ、「マヨール広場」が終点とのこと。

安心して乗ることができました。

※「Plaza Mayor(マヨール広場)」とは、「街の中心となる広場」のこと。

駅からマヨール広場まではバスで約30分。

運賃は2.15€です。

経路の詳細も載せておきましょう。

(表示されている時刻は参考までに)

 

※ クリックまたはタップすると拡大します。 

駅からマヨール広場までの経路

目的地までは15駅ありますが、日本と同様に乗降客がいなければ停車しないため、それほど気にはなりませんでした。

そもそも、シーズンオフのこの路線は乗客が少ないので尚更です^^;

広大な大地を抜けると、新市街が見えてきました。

この辺りから乗降客が少し増えてきます。

そして、前回記事でもふれましたが、朝にテレビで報道されていた犯罪事件現場かと思われる場所にパトカーがたくさん駐まっていました。

ですが、私たちが向かうのは新市街ではなく旧市街。

特に影響はなさそうです。

(新市街に住んでいるかたにとっては不安で仕方がないと思いますがm(__)m)

バスにゆられること30分。

終点のマヨール広場バス停、

Plaza Mayor」に到着しました。

こちらは帰り際に撮影した写真なので曇ってみえますが、到着したときは太陽がいっぱいでした。

右手にみえるのは、クエンカの大聖堂。

こちらが到着してすぐに撮った写真です。

折り紙の「青色」のようなくっきりとした真っ青な空です。

ちなみに慌てていたのでiPhoneカメラで撮影しました。

晴天で空気が澄んでいてロケーションが良いと、どんなカメラでも誰が撮影しても綺麗に撮れるのかな(笑)

マヨール広場から展望台へ

さて、いよいよ旧市街を探索!

と、言いたいところですが、ここからまたバスに乗ります。

クエンカの街が一望できる展望台まで向かいます。

歩いても行けなくはない距離ですが、旅番組でも旅サイトの口コミでも登り坂が相当キツいとありました。

10代〜20代なら頑張って歩いたかもしれませんが、クエンカの旅はまだ始まったばかり。

ここで歩き疲れてしまうわけにはいけません。

年寄りは「楽」を選択します(笑)

(もっと歳をとったらタクシー移動不可避…)

展望台のある停留所までの乗車時間はたったの4分です。

運賃は1.2€。

こちらも経路の詳細を載せておきましょう。

(表示されている時刻は参考までに)

※ クリックまたはタップすると拡大します。

マヨール広場から展望台までの経路

さらに詳しい内容につきましては、

クエンカのバス路線図をご参照ください。

 Líneas Urbanas de Cuenca

ここでも、バス待ちはそれほどありませんでした。

バス停は、同じく「Plaza Mayor

バスに乗ります。

バスは、噂通りの細く急勾配の坂道を力強く進んでいきます。

これ、歩きは絶対無理だわ・・・

と、ヘタレな私は心の底から思いました(爆)

街が一望できる展望台

いよいよ展望台のある停留所に到着しました。

バス停は、「Barrio del Castillo

バスを降り、そこから1分ほど歩いていきますと・・・

素晴らしい絶景に、出迎えられました!

何だか夢をみているような光景です。

嗚呼・・・

この景色ですよ、この景色。

旅番組で知ってから、ずっと訪れることを夢見てきた五感が刺激される景観。

あらためて、ここは、

スペイン中央部

カスティーリャ=ラ・マンチャ州

Cuenca(クエンカ)

赤い印がクエンカです 

奥に広がる街は新市街ですが、手前の崖の上に家々が並ぶ旧市街は歴史的城塞都市として世界遺産に登録されています。

ここから数枚は望遠レンズを使用し撮影。

中央の建物は、

Parador de Cuenca

(パラドール デ クエンカ)

Parador(パラドール)」は、スペイン語で休息所の意味。

スペイン語圏にある古城などを改装したホテルのこと。

このパラドール、生きているうちに一度は泊まってみたいものです^^

パラドールを中心とした街の景観を収めたこの写真がとても気に入ったので、ジオラマモードでも撮影してみました。

なんて可愛い世界なんでしょう。

とても現実の世界とは思えません。

望遠レンズの倍率をさらに上げて撮影。

冒頭のアイキャッチ画像に使用した写真です。

切り立った崖の上に家々が所狭しと並んでいます。

切り立つ崖の上に築かれた街並みと奇岩が連なる独特の景観から、いつしか「魔法にかけられた街」といわれるようになったそうです。

ヨーロッパにはおとぎ話にでも出てきそうな街並みがたくさん存在しますが、このクエンカの街はあまりにも独特すぎるため、おそらく慌ただしいツアーで訪れたとしても記憶に残ること間違いなしだと思います。

不思議なものを見つけました。

あれは何でしょう・・・

歩いて近づいていきます。

どうやら廃墟のようです。

調べてみましたが、地図にも載っていませんでした。

私は懐古趣味でもあるので、廃墟にも「美」を感じるところがあります。

静寂のなかに眠る退廃的な美しさに、時空を超えたロマンを感じるのです。

南仏でも廃墟を改装したカフェやお店を何軒か見かけましたが、ヨーロッパの人々は本当に古いものをこよなく愛する人が多いのだなぁと、大変感動したのを覚えています。

ヨーロッパに移住したい理由はいろいろありますが、「価値観に共感することが多い」というのも大いにあるかもしれません。

さて、絶景をじゅうぶん堪能したので、バスで登ってきた急な坂を歩いて下って旧市街方面へ向かいます。

二人で訪れた記念写真も撮りました。

三脚使用

道中で出会った路地や建物

ここから旧市街までの道中は、気になって立ち止まった路地や建物などを紹介していきたいと思います。

展望台からの下り坂です。

ここを通ってきたのですが、やはりバスにして正解だと思いました。

小さな教会

こちらは、

Iglesia de San Pedro(サン・ペドロ教会)

中には入りませんでした。

石造りの古いアーチ

アーチとクエンカの奇岩。

石造りの古いアーチを見かけると、思わずカメラを向けてしまいます。

写真映えする可愛らしい建物

可愛らしい色使いの建物や窓枠。

お店でしょうか?家でしょうか?

気になったのでパシャリ^^

こちらのオレンジ色の建物は集合住宅でしょうか。

壁の色と蔦の葉と街灯とベンチがバランスよく一枚の絵のように収まってくれたお気に入りの写真です。

Instagramで旅写真を投稿していた時に、セゴビアの水道橋の次に多くの「いいね」をいただきました。

まさに「フォトジェニック」ってやつ⁉︎

こういう看板も、ついつい撮ってしまいます。

風情のある路地

ここからは路地を数枚。

何てったって「路地マニア」ですから。

路地は、その土地に暮らす人々の息づかいが感じられるところが魅力だと思うのです。

歩いているダンナさんを後ろから盗撮。

ひっそりとした路地ですね。

ですが、そんなところさえも魅力。

トレドの路地も素敵でしたが、車の往来と大勢の観光客でいっぱいで、あまりマイペースに歩くことができなかった記憶が・・・。

細く長く急勾配な下り坂が続きます。

ここで生活している人々は足腰が鍛えられそう。

小さな美術館

良い雰囲気の小さな美術館を見かけました。

歩いていると見落としてしまいそうなシンプルな入り口ですが、財団の抽象美術館のようです。

「路地マニア」であるとともに「ドア・看板マニア」でもあるので、私のアンテナに引っかかりました。

こちらも中には入っておりません。

ウェブサイトもありました

十字架

壁にかけられたアートな十字架にも反応してしまいました。

縦長の写真なので、横向きに収まるよう加工しました。

絵画のような風景

そしてそして。

道中写真の中でも特にお気に入りなのがこちらです。

縦長の写真ですが、こちらは加工せずにそのまま載せました。

やはり、石造りの古いアーチが好きなんですね〜。

額縁のようなアーチの奥にみえる家々と岩山に太陽の光が差し込み、その眩い美しさにしばし見惚れてしまいました。

こちらも絵画のように撮れて満足しています。

教会の遺跡

また目をひくものが見えてきました。

Restos de la Iglesia de San Pantaleón

(サン パンタレオン教会の遺跡)

 ちょっとスペイン語メモ

Restos = 遺跡

Iglesia = 教会

入り口の美しいとがったアーチがシンボルとなっているこの教会は、13世紀に「テンプル騎士団」によって建てられたもので、現在は写真の通り一部だけが遺跡として保存されています。

現在は遺跡自体の中に椅子やテーブルが置かれたテラスバーとして使用されているようで、このことを嘆いている人も多いそうです。

テンプル騎士団

中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会。正式名称は「キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たち(ラテン語: Pauperes commilitones Christi Templique Solomonici)」であり、日本語では「神殿騎士団」や「聖堂騎士団」などとも呼ばれる。

引用元:テンプル騎士団 - Wikipedia

奥にみえる銅像が気になり調べてみました。

Federico Muelas

フェデリコ・ムエラス

(1909年10月7日 ー 1974年11月25日)

Federico Muelas - Wikipedia

※ リンク先サイトはスペイン語

銅像の主は、クエンカ生まれの詩人で、この街で大変愛されていた人物のようです。

確かに、タイムスリップしたような遺跡の中にこのようなモダンな椅子があると雰囲気を壊してしまうかもしれませんね。

気にならない人は何とも思わないかもしれませんが、私は気になるほうかも。

詳細はこちら(スペイン語) 

 

サン・パブロ橋からの景色

さて、いよいよお待ちかね!

ガイドブック、旅番組、SNSなどでもお馴染みの名所に向かいます。

奥にみえる赤い橋が目印です。

Puente de San Pablo

(サン・パブロ橋)

左の建物はパラドール。

展望台から観たときと違った印象を受けました。

観る角度によって表情が変わるのも、世界遺産に存在する建物の魅力だと思います。

橋が近づいてきました。

え?これ、やっぱり渡るの?(怖)

いや、この橋からの景観がこの「魔法にかけられた街」のメインディッシュですから。

ここまで来たら渡らないわけにはいかないです^^;

Twitterに動画が紹介されていました。

写真以上の絶景の雰囲気と、橋を渡るスリルを感じていただけると思います。

両手に何かを持ちながら橋を駆け抜けていく人の様子が映されておりますが、これは恐怖を紛らわせるためだったのでしょうか⁉︎(笑)

私たちも勇気を出し、いよいよ橋を渡ります。

外は日が暮れはじめて少し薄暗くなってきました。

橋を歩いている途中。

犬のお散歩をしている人を発見。

地元の人かしら?

ワンちゃん、怖くないのかな〜。

「愛の南京錠」を発見!

奥にみえる景色も素晴らしい。

「愛の南京錠」は、恋人たちが永遠の愛の象徴として南京錠をフェンスや門扉、橋などの公共設備にかけるものですが、その対象となる場所が世界中で増え続けており、景観を損ねるだけでなく安全性に問題が出る恐れもあることから、世界各地で撤去作業が行われているようです。

景観を損ねるほど大量にかけられていたり安全性に問題が出るようなら致しかたないですが、この独特の光景もヨーロッパらしさを物語っているので、何となく寂しい気がしないでもないです。

この橋にかけられた南京錠は、むしろアートに感じてしまいました。

「クエンカの魔法」かもしれませんね^^

あれほど怖い怖いと言っていたのに、渡りはじめてから慣れてきたのか南京錠のおかげなのか、少しリラックスしてきました。

が・・・。

ここでまた足がすくみます。

ドMではありませんが、橋の下をあえてのぞき込んでしまいました^^;

落ちたら即死不可避。。。

それにしても凄い景観!

切り立つ崖の上に築かれた街並み。

展望台からはおとぎ話のような世界観を感じることができますが、近くで観ると大変迫力があります。

どちらも良き^^

写真より肉眼でじっくり観ていただきたい景観です。

まさに「魔法にかけられた街」

橋から観たパラドールも美しい。

どれだけこのパラドールが好きなんだか^^

絵本に出てきそうな建物がぎっしり並んでいます。

これもお気に入りの写真。

名所:宙づりの家

こちらは、クエンカの名所中の名所。

Casas Colgadas(宙づりの家)

色々な角度から撮影した「宙づりの家」を紹介いたします。

①展望台から望遠で撮影

②サン・パブロ橋から撮影

③サン・パブロ橋から撮影(望遠)

④側面から撮影

家全体は、サン・パブロ橋からの光景がいちばん綺麗。

ですが、これがなるほど「宙づりの家」だ!

と、納得できるのは側面からだと思います。

クエンカを訪れる目的が、この「宙づりの家」というかたも多いです。

クエンカの魅力は「宙づりの家」以外にもたくさんあるので、本当はゆっくり巡っていただきたいですけどね^^

大泉洋の「小林製薬の糸ようじ」

これはご存知のかたも多いですよね。

クエンカ = 小林製薬の糸ようじ 

を、連想するかたもいるくらい。

小林製薬の糸ようじ

HTBで2007年2月28日に放送された「水曜どうでしょう」の『ヨーロッパ20ヵ国完全制覇 ~完結編~ 第7夜』において、大泉洋が世界遺産のクエンカの断崖の街並みを紹介する際、ナレーションモノマネを連発する流れになり、その中で渡辺篤史さんのモノマネとして「小林製薬の糸ようじ」を連発すると、これがどうでしょうメンバーのツボに入って伝説の回となった。

引用元:小林製薬の糸ようじとは (コバヤシセイヤクノイトヨウジとは)

もう削除されてしまいましたが、以前YouTubeの動画で腸捻転になりそうなほど爆笑してしまいました。

動画の台詞を見つけたので、引用させていただきます。

「クワンカの町を彩る家々の夜景が糸ようじ」

「断崖に浮かぶ家々の夜景がクワンカの町を彩る糸ようじ」

「小林製薬の糸ようじ」

「15世紀 難攻不落の要塞と言われたこの町も糸ようじ」

「小林製薬の糸ようじ」

「宙づりの家に浮かぶ糸ようじ」

「小林製薬の糸ようじ」

「断崖の頂上に浮かぶマリア像は小林製薬の糸ようじ」

引用元:大泉洋の「小林製薬の糸ようじ」って何?渡辺篤史との関係は(水曜どうでしょう)

台詞だけ読むとですね、

「え?何?意味不明なんだけど。」

「クワンカ???」

と、いう感じなのですが、大泉洋マジックによって爆笑を引き起こしてしまうという(笑)

「魔法にかけられた街」に魔法をかけてしまった大泉洋さん、さすが芸能界のファンタジスタ!

軽食を食べたお店

時刻は18:00を過ぎていたと思います。

ですが、スペインは10月のこの時間でも外は明るいです。

街中を歩き回って、さすがにお腹が空いたので休憩も兼ねてたまたま通りかかったお店で軽食をすませることにしました。

ピザのようなサンドイッチとアイスクリームがいただけるお店のようです。

空腹に負けて食べたものの写真を撮り忘れましたが、適当に入ったお店にしてはとても美味しかったです。

スペインは、不味いお店に当たる確率のほうが低いかも⁉︎

お店のお姉さんも陽気で可愛らしい人でした。

あとがき

クエンカの街ともそろそろお別れです。

空腹が満たされたところで、次は旅の出発点でもあったカテドラルが建つマヨール広場へ向かいます。

マヨール広場へ向かう道中の路地も素敵。

旧市街の中は、このように細い坂道が入り組んでいます。

クエンカ日帰り旅行記も次回でラストとなります。

最後は、マヨール広場周辺の様子と帰路について書きます。

出発編はこちら

 

数あるブログの中から、当ブログ「¡ El Blanco !(エル ブランコ)」を訪れていただきありがとうございました。

また、読者登録をしていただきありがとうございます。

¡Hasta luego! (またね)

Madoriでした (´ー`)

 

8泊11日 2度目のマドリード滞在記 全行程

続きを見る

-Spain travel

Copyright © el BLANCO , All Rights Reserved.