¡Hola!
Madoriです _φ(・_・
スペインの首都、マドリードから日帰りで訪れることができる世界遺産の街、クエンカへの旅。
今回がクエンカの最終回です。
前回の滞在記はこちら
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2度目のマドリード滞在記 5日目② 日帰りで世界遺産の街「クエンカ」へ 「魔法にかけられた街」編
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Contents
カラフルな建物
魔法にかけられた街を堪能し、出発点のマヨール広場へ向かいます。
風情のある路地を歩いていると、奥にカラフルな建物が見えてきました。
マヨール広場です。
右手には、後ほど紹介する「クエンカの大聖堂」。
その周辺には、可愛らしいカラフルな建物が広場を囲むように建っています。
この色合いが絶妙で、見事にツボに入りました。
Instagramでも多くの「いいね」をいただいた一枚です。
窓の大きさや配置が不規則なのに不思議なくらい違和感がなく、むしろアート。
撮る角度も良かったのかな^^
と、自画自賛(笑)
絵本にでも出てきそうなカラフルな建物、こちらにも並んでいます。
真正面から撮影。
赤、黒、黄色、水色。
この配色の並び、日本では「悪趣味」の領域になるんだろうな^^;
建物の前にはカフェが。
良い雰囲気ですね〜。
この時間は、確か19:00くらい。
日は落ちてきましたが、まだ空は明るいです。
人はそれほどいませんが、暗くなる頃にはテラス席がお客さんでいっぱいになるんだろうな。
できれば、その頃までこの場所に居たかったですが、復路の切符を購入していたので残念です。
21:43 クエンカ 発のAVE。
この時間あたりが、ちょうどスペイン人の夕食時ですからね^^;
人が少なくて盛り上がりには欠けるけれど、クエンカを訪れた記念にカフェに寄ってくればよかったな。
クエンカの大聖堂
こちらは、展望台へ向かう乗り継ぎバスに乗る前に撮影した、真っ青な空に美しくそびえ立つクエンカの大聖堂。
iPhoneで撮影。
中へは入っていませんが、クエンカの大聖堂について少し。
この大聖堂の正式名称は、
Catedral de Santa María y San Julián
(聖マリアと聖ジュリアン大聖堂)
1196年に建設されたゴシック様式の大聖堂です。
1177年9月21日に、当時のカスティーリャ王国の国王アルフォンソ8世はクエンカの街を征服しました。
Reino de Castilla
(カスティーリャ王国)
カスティーリャ王国(カスティーリャおうこく、スペイン語: Reino de Castilla)は、中世ヨーロッパ、イベリア半島中央部にあった王国である。キリスト教国によるレコンキスタ(国土回復運動)において主導的役割を果たし、後のスペイン王国の中核となった。
当時(12世紀)、スペインの教会の建築様式はロマネスクが主流でしたが、アルフォンソ8世はゴシック様式の大聖堂を建設することを命じました。
青空に美しく映える大聖堂、もう少し近づいて一枚。
ミラーレス一眼で撮影。
こちらは、クエンカの街をじゅうぶんに満喫した後に撮影した夕陽に照らされた大聖堂。
ミラーレス一眼で撮影。
コンデジで撮影した写真もなかなかの美しさ。
大きな建物は、離れて撮影したほうが綺麗ですね。
コンデジで真正面から撮影。
斜め後ろから撮影。
ミラーレス一眼で撮影。
真正面からみると薄い建物のように見えますが、かなり奥行きのある大聖堂です。
このクエンカの大聖堂についての情報、日本語ではなかなか出てきません。
スペイン語の公式サイトがあるので、より詳しい情報を知りたいかたはこちらをご覧ください。
クエンカの大聖堂、同じゴシック様式でもトレドの大聖堂と比較すると派手さはありませんが、街のシンボルとしての存在感はじゅうぶんにあります。
ですが、しばらく大聖堂の内部見学はいいかな・・・というのが本音でして、クエンカでは外観のみ見学。
トレドの大聖堂は、内部だけで2時間以上をかけてじっくり観覧し、かなりお腹いっぱいに^^;
その2時間があったら、名所観光より現地の人々の様子をウォッチングしたり街歩きを楽しみたいです。
トレドを訪れたのは1度目のマドリード滞在ですが、時間のある時にもう少し丁寧にトレド日帰り旅行についても書こうと考えています。
帰路
クエンカの街ともそろそろお別れです。
マヨール広場からバスに乗り、クエンカ(AVE)駅へ向かいます。
まだミラーレス一眼の操作に慣れておらずブレていますが、クエンカの夜景、とても綺麗でした。
駅に到着しました。
「Estación AVE Cuenca Fernando Zobel」
AVE駅 クエンカ フェルナンド ゾベル
駅構内のカフェでコーヒーを飲みながらマドリード行きのAVEが到着するのを待ちます。
高速鉄道が停車する駅だというのに、飲んだり食べたりできるようなお店はここしかありませんでした^^;
しかも店員さんが若い男女2人で恋人同士なのか、客の目も気にせずイチャイチャしておりました(笑)
日本では考えられない光景。
あー、ここは情熱大陸スペインなんだなぁと改めて実感。
むしろ好きだなぁ、店員さんのこの自由な感じ^^
コーヒーは普通に美味しかったです。
AVEのホームは1。
21:43発マドリード行き。
周囲に建物が何もない駅なので外は真っ暗です。
AVEが到着しました。
シーズンオフのこの時間は乗る人が殆どいませんね〜^^;
AVEに乗り、マドリードまでの1時間は私もダンナさんも爆睡…zzz
マドリードに到着してからは、アトーチャ駅から地下鉄に乗り、アパートメントホテル最寄りの駅まで移動。
夜遅くに地下鉄に乗るのはスペインを訪れて初めてのことだったので緊張しましたが、この時間でも乗客がけっこう乗っており、不安な雰囲気はあまり感じませんでした。
アトレティコ・マドリードのサポーターと思われる(エンブレムのピンバッチをしていた)老夫婦が乗っていたというのもあるかもしれません。
アトレティコかぁぁ〜〜(T_T)。。
ですが、女性一人だとやっぱり不安かな。
今回は出発が昼過ぎで出遅れてしまったため夜遅くに地下鉄に乗るハメになってしまいましたが、できれば余裕をもって午前中に出発し、夕方に帰ってくるというのが理想的ですね。
ホテルからの最寄り駅「Tetuán(テトゥアン)」に到着すると、外は殆どのお店のシャッターが閉まっておりました。
シャッターは落書きだらけ。
この光景は、ダンナさんと一緒でなければ怖かったです。
お腹が空いていたのでコンビニでも・・・。
と、思いましたが、ここはスペイン。
24時間営業のコンビニなんてありません。
運良く「バーガーキング」が営業していたので私たちはチーズバーガーをテイクアウト。
バーガーキングが遅くまで営業していて有り難や。
もし、ここも閉まっていたら私たちは小腹を満たすことができなかったでしょう。
フランスもスペインもそうでしたが、食事は小腹を満たすくらいが丁度いいです。
普通のお食事レストランで日本にいる時と同じような感覚でオーダーすると、食いしん坊夫婦の私たちでもお腹がはちきれそうなほどの量が出てきます。
その話はまた後でゆっくり記事にしますが、レアル・マドリードの選手たちがよく訪れるというバスク料理店でも大変なことになりました(笑)
あとがき
クエンカ、再訪したいほど個人的にとてもお勧めです。
マドリード近郊の世界遺産といえばトレドやセゴビアもありますが、これらの街より観光客が少ないので街をゆっくり堪能できると思います。
トレドやセゴビアよりマドリードから少し離れていますが、それでも1時間で五感が研ぎ澄まされる独特の景観に出会えるのです。
「崖の上に築かれた街」といえば、アンダルシア地方のRonda(ロンダ)が有名ですが、クエンカも「崖のある風景」好きにはたまらない場所です。
憧れのアンダルシア地方。
ロンダ、まだ訪れたことがありませんがいつの日か必ず!
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私たちのクエンカ街歩きルートも載せておきましょう。
展望台からマヨール広場(大聖堂)までは、だいたい徒歩20分。
途中、これらの場所に立ち寄りましたが、クエンカの旧市街はそれほど大きな街では無いので、ゆっくり時間をかけても3〜4時間あればじゅうぶん満喫できると思います。
- 展望台
- サン・ペドロ教会
- サン・パンタレオン 教会の遺跡
- サン・パブロ橋
- 宙づりの家
- マヨール広場(大聖堂)
出発編はこちら
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2度目のマドリード滞在記 5日目① 日帰りで世界遺産の街「クエンカ」へ 出発編
「魔法にかけられた街」編はこちら
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2度目のマドリード滞在記 5日目② 日帰りで世界遺産の街「クエンカ」へ 「魔法にかけられた街」編
次回の滞在記も、日帰り世界遺産の旅をご紹介します。

数あるブログの中から、当ブログ「¡ El Blanco !(エル ブランコ)」を訪れていただきありがとうございました。
¡Hasta luego! (またね)
Madoriでした (´ー`)
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