Madoriです!
パリ滞在記、前回は出発からパリ到着までについて書きましたが、今回は宿泊したホテルを紹介します。
前回の滞在記はこちら
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パリ滞在記 出発 エールフランス航空の深夜便 寝て起きたらそこはもうパリ!
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パリのホテル選び
パリのホテル選びには苦労しました。
何故なら、これまで旅したニースやマドリードと比較するとパリの宿泊代は異常に高いと感じたからです。
そこそこ快適そうなホテルを検索すると、平均だいたい¥25,000。
ニースやマドリードでは一泊あたり¥7,000で泊まっていました。
特に、直近で訪れた2度目のマドリードは三つ星のアパートメントホテルだったので、滞在日数が長かったこともあり連泊割引が適用され、¥6,000以下で泊まれたのです。
パリにも¥10,000以下のお手頃価格のホテルもあることはありました。
ですが、バス&トイレが共同、狭すぎる、立地が悪い、フロントにスタッフが常駐している時間が短い・・・など、いくら外出している時間が長いとはいえ、パリ滞在初心者にはハードルが高いな、と。
したがって広さは妥協して、安心感とある程度の快適さ&利便性を優先して¥15,000前後で探すことにしました。
ランクも三つ星に絞って検索しました。
ですが、なかなか気に入った場所が見つかりません。
そこで、マップ全体から価格帯別に探してみました。
すると、価格良し、立地良し、設備良し、雰囲気良し、フロントスタッフ常駐のホテルが1件出てきました。
ホテルの写真を眺めてみても、本当にこの料金で泊まれるの?と、思ったほど。
一泊平均:120€(¥14,400 くらい)
調査を進めたところ、「Hotels.com」「Expedia」「TripAdvisor」「ホテル公式」の中から、ホテル公式から予約するのが一番リーズナブルでした。
しかも、朝食付きで!
朝食を付けるつもりはなかったのですが、同じ料金ならば付けてしまおうと。
今回は滞在日数が少ないし、毎日朝食を買いに行ったり食べに行く手間が省けて楽かなとも思いました。
ホテル公式は日本語対応もしていました。
ただ、残念なことに・・・。
私たちは運良く120€で滞在できましたが、ふだんは1泊平均250€くらいのホテルのようです。
特別枠だったのか何なのか理由はわかりませんが、予約が完了した後で再びサイトを覗いたら通常の料金になっていました。
いつも120€くらいで泊まれるなら、パリ滞在では毎回このホテルを使いたいと思ったのですが。
(追記:返金不可の場合、40%割引になる時期もあるようです。日や時間によって料金が変わるので、こまめにチェックすると今回の滞在くらいお値打ち価格で泊まれるかもしれません)
前置きが長くなりましたが、ここから滞在したホテルの様子を写真メインで紹介していきます。
階段とエレベーター
フロントでカードキーをいただき、居室に向かいます。
ステンドグラスも綺麗!
壁紙にはパリの名所が描かれています。
私たちが泊まる部屋は601号室なのでエレベーターを利用しました。
エレベーターは大人2人&荷物しか入らない狭いスペースですが、パリのホテルはこんな感じのところが多いそうです。
私たちが泊まるフロアの廊下。
腰壁や天井など、クラシックホテルのよう。
廊下を歩いているときに、ミシッと音がする感じが心地よいのです。
私はモダンでラグジュアリーなホテルより古い建物を活かしたホテルのほうが好みなので、これがなかなかツボでした。
箱根のクラシックホテル「富士屋ホテル」に泊まった時のことを思い出しました。
居室内
クラシックな雰囲気のホテルですが、入室するときはカードキーを使います。
部屋に入ります。
部屋に入った瞬間の第一印象も、とても良かったです。
思わず「おぉー!」と声が出ました。
壁にはセピア色の「パンテオン」の写真が飾られています。
飾られている写真は、部屋によって違うようです。
テーブルの上には湯沸かしポット。
これはありがたい!
こちらはチェスト。
洋服を収納できるのが嬉しい。
椅子もクラシカルで可愛いです。
こちらの写真はトリミングしたので画質が粗くなってしまいましたが、化粧水のようなボトルが置かれています。
自由に飲んでいい(もちろん無料)ミネラルウォーターです。
冷蔵庫もあります!
ベッド側の壁は赤系。
ベッドはツインタイプですが、並べられているのでダブルベッドのよう。
すっかりこの部屋が気に入ってしまい写真をパシャパシャ撮っていると、ダンナさんが一言。
エレンちゃんとは、夫婦で溺愛している娘(ゾウのぬいぐるみ)のことです。笑
ベッドの上に出してあげます。
やっぱりこの子がいると癒されます。
こんな親バカ記事も書いています。笑
続きを見る大切な家族のケアに!「ぬいぐるみのクリーニング屋さん」を使ってみました
こちらはクローゼット。
広々としていてトランクも2つ入ります。
部屋の広さもじゅうぶんある上に広めのクローゼットがあるのは嬉しさ2倍。
快適な滞在になりそうです!
水まわりとアメニティ
気になる水まわりも綺麗でした。
洗面の間の仕切りが小さめなのが難点(お湯がハネます)ですが、バスタブも広々としています。
こちらはシャワー部分。
アメニティーグッズには、パリを代表するナチュラルコスメティックブランド、NUXE(ニュクス)が使われているところもポイント高し。
そういえば、ホテル全体がNUXEのウットリする香りに包まれていました。
フランスの好きなところのひとつに、降り立つと香水の香りがする・・・というのがあります。
日本では軽めの香水を使用していますが、本当はフランスのように少し強めの香水をつけたいところ。
洗面化粧台も清潔感がありました。
備え付けのドライヤーは少し乾きづらかったですが、ホテルの部屋が乾燥しているのでそこまで気にはならず。
トイレも綺麗でした。
トイレットペーパーにはうっすら模様が入っていて可愛らしかったです。
外の眺め
窓の外の眺めもチェック。
ベランダも、これまた黒いアイアンがフランスらしい。
窓の外の景色。
パリの色が広がっています。
何てことのない風景まで絵のようにしてしまうパリ。
この窓からの景色だけで感動していた私は、このあと街に繰り出してからずっと心が踊りっぱなしでした。
ロビー
部屋で荷物の整理をしたり軽くメイクをしていたら、時はAM9:00を過ぎていました。
そろそろ街歩きに出かけなくては!
その前に、ホテルのロビーでも写真を撮ったので数枚載せておきます。
これまでに泊まったホテルの中でダントツでお洒落でした。
旅先でのホテルにはそれほどスタイリッシュさは求めてこなかったのですが、これは外出してホテルに戻るたびに気分が上がりますね。
ただし、ホテルの居心地が良過ぎるとホテルに籠りがちになるので注意です。笑
箱根の富士屋ホテルに泊まった時なんかは、まさにそうでした。
この空間にMacが馴染んでいます。
奥のシャンデリアの部屋はレストランになっており、朝食は毎日こちらでいただいていました。
周辺の様子
ホテルの出入り口から撮影。
前回記事でも紹介したお気に入りの写真。
少し離れた場所から撮影。
ホテルの外観もエレガントで良い感じです。
ホテルの向かいは、Lycée Saint-Louis(サン・ルイ高校)。
1280年にCollège d'Harcourt(アルクール カレッジ)として設立されましたが、1820年にサン・ルイ高校になったようです。
「Harcourt(アルクール )」に、思わず反応。
「フォトスタジオ・アルクール」を思い出しました。
こんな記事も書きました。
続きを見るパリ旅行計画 往年のスター風モノクロ写真が撮影できるフォトスタジオとセルフキャビン
サン・ルイ高校の前には、パリ市のレンタルサイクル「Velib'(ヴェリブ)」のステーションもありました。
一度登録すると自転車ステーションのどこでも借りられ、どこの停車場でも返却できるという便利なシステムです。
私たちもパリで利用しようかと思いましたが、滞在中はあいにくの悪天候で残念ながら利用することはありませんでした。
こちらもホテルの前から撮影。
アパルトマンに広告塔。
まさに、絵に描いたようなパリの風景です。
そしてそして・・・。
ホテルから数十秒歩くと、 パリの大学として有名なソルボンヌ大学があります!
観光名所としても有名なソルボンヌ大学。
なんて美しい建物なのでしょう。
アクセス
住所:3 Rue de Vaugirard, 75006 Paris
ホテル公式サイト
次回から、いよいよ街歩きの記事です。
数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございました。
À bientôt ! (またね)
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3泊5日 パリ滞在記 まとめ
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