2度目のマドリード滞在記 3日目② ガイドブックには載っていないエリアを楽しむ

マドリードのマウデス病院の建物
Madori

¡Hola! Madoriです。

今回は、暮らすように旅したい人の参考になりそうな記事になります。

スペイン・マドリードの有名観光地を訪れるのも旅の醍醐味ですが、訪れた街の何気ない風景をゆっくり見てまわるのも新鮮ではないでしょうか。

本記事でご紹介する内容が読んでくださった方の参考になれば幸いです。

前回の記事では、体調不良によりセゴビア日帰り旅行を延期してスケジュール変更をするまでの経緯を紹介させていただきました。

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Contents

地下鉄「クアトロ・カミノス(Cuatro Caminos)」駅

地下鉄「クアトロ・カミノス」駅のホーム

Cuatro Caminosクアトロ・カミノス

これからショッピングエリアのある地下鉄駅「Cuatro Caminosクアトロ・カミノス」に向かいます。

ショッピングとはいっても、観光客がお土産を買うために訪れるようなエリアではなく、マドリード市民が普通に生活を送っているような場所です。

クアトロ・カミノス駅までの地図

地図を見ていただくと、レアル・マドリードのスタジアム「サンティアゴベルナベウ」からも近いのかお分かりいただけるかと思います。

徒歩で行けなくもない距離ですが、体調が万全ではないため移動は地下鉄を利用しました。

アパートメントホテル最寄駅から地下鉄で3駅の場所で、徒歩だと18分の距離です。

クアトロ・カミノス駅に到着

地下鉄「クアトロ・カミノス」駅構内

地下鉄「クアトロ・カミノス」駅に到着しました。

タイル貼りの壁がおしゃれな雰囲気ですね。

とても清潔で綺麗なクアトロ・カミノス駅の構内

地下鉄「クアトロ・カミノス」駅のホーム

マイナーな駅ですが、ホームも駅構内もとても綺麗でした。

この時間(15時頃)はシエスタなのか、土曜日なのにあまり人がいません。

全く人がいないので、地下なのにとても開放感があります。

地下鉄「クアトロ・カミノス」駅構内

あまりにも人がいなすぎて少し寂しい気もしますが、清潔感があって快適な駅構内で、治安の良さも感じられました。

そして、ベタベタと広告が貼られていないのも、美しいところかと思います。

土曜日の東京は、観光地もそうでない場所も駅のホームや構内は人がいっぱいです。

Madori

東京の人口密度が異常なのだと改めて思いました。

ただでさえ人でごった返しているのに、至るところに広告が貼られているため、余計にゴチャゴチャしてみえるのかもしれませんね。

マドリードは、日本の地方都市のように快適に過ごせそうだなぁと、訪れるたびに思います。

クアトロ・カミノス駅の地上出口

地下鉄「クアトロ・カミノス」駅の地上出口

クアトロ・カミノス駅の地上出口に出ました。

ポスターがとてもおしゃれで、当ブログデザインの参考にしたいとも思いました。

マドリードの街は治安が良く安心安全

マドリードのパトカー

ショッピングエリアのほうへ歩いていくと、パトカーがたくさん駐まっていました。

以前、花屋さんのトラックを撮影したときの写真をInstagramに投稿したら、ひとりのフォロワーさんから、このようなコメントをいただいたことがあります。

フォロワーさん

海外の働く車が好きなので、こういう写真をもっと見たいです!

働く車とは、パトカー、救急車、トラックなどでしょうか。

というわけで、これだけパトカーが駐まっている写真も珍しいだろうと思いシャッターをきりました。

そして、今回の滞在では前回よりたくさんのパトカーや騎馬警官を見かけました。

バルセロナでテロがあった影響もあるかもしれませんが、パトロールが行き届いていて安心安全だなぁと感じました。

この安心感は、モナコを訪れたときのことを思い出しました。

シベーレス宮殿のような優美な建物「マウデス病院」

マウデス病院(Hospital of Maudes)

さらに足を進めていくと、とても美しい建物が見えてきました。

観光地ではない場所で、このような目をみはる建物に出会えるとは思っていなかったので、これはとても嬉しい誤算でした。

マウデス病院(Hospital of Maudes)

マウデス病院(Hospital of Maudes)

このマウデス病院は、帰国してから調べたところ、旧病院で日雇い労働者やマドリードの貧困層が利用していたとのことで、南北戦争の後、軍事病院になったそうです。

1970年に廃墟になりましたが、現在は半分は教会、半分は官庁になっているようです。

このような美しい建物が廃墟になってしまうのは大変もったいないですものね。

シベーレス宮殿と同じ建築家によって建てられた病院

シベーレス宮殿

それにしてもこの建物、マドリードに何度か訪れたことがある人なら何となくお気づきかと思いますが、どこかで見たことがあるような気がしませんか!?

そうです!マドリディスタの聖地で現在は市庁舎になっている、シベーレス宮殿です。

どうやら、どちらも同じ建築家によって建てられたようです。

建築家は、Antonio Palaciosアントニオ・パラシオス

そこで、シベーレス宮殿とマウデス病院の写真を並べてみました。

ダンナさん

やっぱり似ているね!

Madori

もしよかったら、シベーレス宮殿を訪れたときの記事もご覧ください!

医療の質が高いことで知られるスペイン

常備薬
写真はイメージです

病院について書いていたら、ふと思い出しました。

実は、スペインは医療サービスの質が高い国トップ10に入っているのです。

医療サービスの質が高い国トップ10
  • アンドラ
  • アイスランド
  • スイス
  • スウェーデン
  • ノルウェー
  • オーストラリア
  • フィンランド
  • スペイン
  • オランダ
  • ルクセンブルク

日本は惜しくも11位とのこと。

そして、愛読しているスペイン在住のcazorlaさんのブログでもスペインの医療について紹介されておりました。

その一部を引用させていただきます。

世界の医療サービスの質、スペインは8位

スペインは大病の場合、サービスが行き届いています。
例えば脳腫瘍。

私もありますが、検査から施術が無料です。

経済的に落ち込んで、医療費も少し倹約の傾向にありますから、風邪などは社会保険から外されました。(ただし、診察は無料)

ですから、一般の人には、スペインの医療は必ずしも裁量というわけではありません。しかし、大病、癌やそれに準じたものの場合、安心できます。

また、ケアもあって、例えば心臓の手術をしてあまり動き回らない方が良い場合、家事の援助があります。

引用元:世界の医療サービスの質、スペインは8位に : 村人生活@ スペイン

検査が高くて病院に行くのをためらう人も、これなら安心ですよね。

悪化する前に適切な治療を受けられるため、スペインは寝たきり老人も少ないそうなんです。

cazorlaさんのブログはとても深く考えさせられることが多く、とても読み応えがあります。

私もcazorlaさんのような文章を書けるようになりたいなぁと思いながら、いつも読ませていただいています。

やはり、本をたくさん読んでいるかたの文章は面白いですね。

吸引力があるのか、文字数が多くてもスーッと頭に入ってきます。

日本ではあまり知られていないスペイン事情も知ることができるので、マメにチェックしています。

マウデス病院の地図

マドリードの知られざる街をのんびり街歩き

新しい建物の間から見えるこのトンガリ屋根の建物は何でしょうか。

調べてみましたが、わかりませんでした。

頭頂部に十字架があるので、おそらく教会だと思います。

Madori

ヨーロッパに数多く存在する、おとぎ話感あふれるトンガリ屋根の建物が大好きです。

こちらは、何となく素敵な雰囲気の建物と階段だなぁと思い撮った写真です。

趣のある階段を登る仲が良さそうなカップル。

ダンナさん

絵になるね〜!

Madori

ベランダのアイアンも美しい!

マドリードのおしゃれなお店

ヨーロッパを訪れると、お店の写真もたくさん撮りますが、観光地でない場所にもおしゃれで素敵なお店がいくつかありました。

少し紹介いたしましょう。

フランスもスペインも、ドアや看板のセンスの良さにウットリしますね。

Madori

ブログデザインの参考にもしています。

パン屋さん:グラニエ(Granier)

グラニエ(Granier)

こちらは、マドリード中でよく見かけたパン屋さんで、チェーン店のようですが、お味もしっかり美味しいのです。

アパートメントホテルの近くにもこのお店があるのですが、朝食でよくお世話になりました。

スペインでは美味しいクロワッサンが食べられないという声も聞きますが、このお店のクロワッサンは、フランスには及ばないかもしれませんがけっこう美味しかったです。

スペイン名物のチュロスもいただけます。

グラニエの朝食セット

オーガニックスーパー:オー!マイ ビオ(Oh! My Bio )

オー!マイ ビオ(Oh! My Bio )

こちらは、オーガニックスーパーの「Oh! My Bioオー!マイ ビオ」。

この手のお店に弱い私は、寄ると長居してしまいそうなのであえて中には入りませんでしたが、次にマドリードを訪れたらゆっくり買い物を楽しみたいです。

スペインは、オーガニック食材もお手頃です。

Madori

日本の食材が高すぎるのかもしれません。

マドリードの不動産

マドリードの不動産屋

街を歩いていて、ふと不動産屋さんの前で立ち止まったのはダンナさん。

マンションが130,000€!(日本円で ¥17,000,000くらい)

マドリードに住みたい願望のある私たち。

もちろんローンは組まなければなりませんが、「これなら買えちゃう!?」と、テンションが上がってしまいました。

まぁ、現実には滞在許可を取るほうが大変だと思うのでまだまだ叶わぬ夢ですが、夢はみるだけなら ¥0 です(笑)

さいごに

マドリードの商業施設

ブラブラゆっくり立ち止まりながら歩いてきましたが、ようやく本日の目的地に到着しました。

こちらのモダンな建物です。

それにしても、好きな街は観光地でなくても、どこでも歩いているだけで楽しいものですね。

人が多い場所が苦手なかたにも、「暮らすような旅」とてもオススメします!

続きます。

Madori

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ダンナさん

¡Hasta luego! (またね)

著者:地球の歩き方編集室
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