Paris

パリ滞在記 3日目② フランス映画『ポンヌフの恋人』で知られるパリで最も古く美しい橋「ポンヌフ」とその周辺

2020年3月19日

 

まどり
Bonjour.
Madoriです!

 

パリ滞在記の続きです。

 

今日は、映画『ポンヌフの恋人』で有名な、パリで最も古い橋「Pont Neuf(ポンヌフ)」をメインに、道中や橋からの風景を紹介します。

 

前回の滞在記はこちら

パリ滞在記 3日目① パリで2番目に大きな教会で「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなった「サン=シュルピス教会」とその周辺

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本題の「ポン・ヌフ」にたどり着くまでの道中が長く、たくさん紹介しておりますので、「ポン・ヌフ」を早く見たいかたは、目次(Contents)の読みたい箇所をクリックまたはタップしていただけたらと思います。

 

ムシュー・ル・プランス通り

サン=シュルピス教会から一旦ホテルに戻り休憩。

 

ホテルでひと休みしたあと、再び散策に出かけました。

 

次の目的地は、パリで最も古い橋「Pont Neuf(ポンヌフ)」。

 

ポンヌフを紹介する前に、道中のパリの雰囲気も味わっていただけたらと思います。

 

Rue Monsieur le Prince
ムシュー・ル・プランス通り 

 

この通りをまっすぐ歩いて目的地へ向かいます。

 

お花が飾られたお洒落なお店。
やはり、「パリの色」は素敵であります。

 

パリではキリがないですが、外観が素敵なお店に出会うとカメラを向けずにはいられません。

 

お店から少し歩き・・・
アーチの奥に、中庭らしきものが見えます。

 

さらにまっすぐ歩いていくと、目をひくアパルトマンが見えてきました。

 

赤レンガと白い石で造られた建物が美しいです。

 

ドアも目を引きますね。

 

前回記事では、パリのドアをいくつか紹介しましたが、今回も道中で出会った素敵なドアを。

 

左の落書きがなければ最高なのですが、このドアと窓、素敵ではありませんか!

 

通りの雰囲気はこんな感じです。
無彩色なアパルトマンに、差し色のような緑が洗練された雰囲気を醸し出しています。

 

下の写真は、素敵な雰囲気の小さな本屋さん。

 

Librairie de l'escalier

 

パリでの評判も良いそうです。
ディスプレイに、店主のこだわりがみえますね。

 

今回の旅では、気になる小さなお店一軒一軒を巡る時間的余裕はありませんでしたが、いつかパリでゆっくり本屋さん巡りをしてみたいです。

 

日曜日のカフェの風景

ホテルからまっすぐ歩いていくと、三角形の通りに出てきました。

 

Carrefour de l'Odéon
カルフール・ド・ロデオン

写真引用元:Carrefour de l'Odéon — Wikipédia

 

パリの劇場「Théâtre de l'Odéon(オデオン座)」が近くにあるため、そこに因んで名付けられたとのこと。

 

この辺りには、カフェがたくさんありました。

 

但し、この日は日曜日。
雨が降ったり止んだりというのもあり、テラス席は少し寂しい感じがしました。

 

ですが、この辺りの雰囲気はローカル感が漂い、フラフラしているだけで楽しかったです。

 

いつか、テラス席が賑わっているときの雰囲気を味わってみたいですね。

 

パリには数多くのカフェがあります。
ガイドブックやブログで紹介されている有名カフェも魅力的ですが、その場のノリで気になるカフェにふらりと入ってみるのもいいですね。

 

行列の日本食レストラン

カフェが連なる通りをさらにまっすぐ歩いていくと、これまた気になる光景に出くわしました。

 

まどり
また日本食レストラン!

 

ダンナさん
こうしてみると、パリには見えないね。

 

ちなみにこのお店、GoogleMapで「こだわり まいど」とは出てきませんでした。

 

地図上では、このように表示されています。

 

Kodawari Ramen (Yokochō)
こだわり ラーメン横丁

 

そして、やはり長蛇の列が。

 

日本食が食べられる場所の前で長蛇の列を発見したのは、これで2度目。

 

「日本人街」があるオペラ界隈でもないのに、短い滞在で2回も見かけるとは想像もしていませんでした。

 

やはり、パリでは健康志向から日本食が注目されているようです。

 

マレ地区でも見かけました。

※ その時の記事はこちら

 

パサージュ・ドフィーヌ

日本食レストランのすぐ近くにパサージュがありました。

 

Passage Dauphine
パサージュ・ドフィーヌ

 

Passage(パサージュ)とは、フランス語で道と道を結ぶ「通り抜け」を意味し、「通過」や「小径」と訳されます。

 

中に入ってみましょう。

 

ガイドブックに載っているパリのパサージュは華やかなアーケード街が多く(右岸に多い)、観光名所にもなっておりますが、このパサージュは本当に小さな小径です。

 

人も少なく隠れ家的な場所です。

 

可愛らしいサロン・ド・テもあり、どうやらパリで人気らしいです。

 

そして、通り行くパリジェンヌが絵になります。

 

通りに向かって右手には語学学校、突き当たりにはモデル事務所があります。

 

パリらしい路地

パサージュを出ると、素敵な路地に出会いました。

 

Rue Mazarine
マザリーヌ通り

 

この路地の何が好きかって、ドーム型の建物が奥に見えるのと、通り沿いのアパルトマンの鎧戸がパタパタ並んでいて絵になること。

 

そして、手前にはカフェがあります。

 

ドーム型の建物は、この滞在ですっかりお気に入りになってしまいました。

 

Institut de France
フランス学士院

写真引用元:フランス学士院 - Wikipedia

 

Pont des Arts(ポン・デ・ザール=芸術橋から真っ正面の姿を眺めることができますが、通りからひょっこり見える姿も可愛らしいですね。

 

お気に入りの写真で、Instagramでの反応も良かったです。

 

手前のカフェがこちら。

Bistrot Mazarin

 

 

フランス学士院めざしてこのまままっすぐ歩いていきたくなりましたが、右折して次の通りに出ました。

 

Rue Guénégaud
ゲネゴー通り

 

ここをまっすぐ進むと、セーヌ川周辺に出ます。

 

ブキニスト

ブキニストがみえてきました。

 

滞在初日から毎日みてきたブキニスト。
前日の滞在2日目にはお買い物も楽しみました。

 

※ その時の記事はこちら

 

何度みても飽きないパリらしい風景です。

 

 

あえて、Vélib'(ヴェリブ)で通り過ぎるムッシュウをおさめてみたり。

 

どこを切り取っても絵になりますね。

 

 

この日は日曜日でしたが、開いているお店が意外と多かったです。

 

ポンヌフの周辺

セーヌ川周辺の通り。
Quai de Conti(コンティ通り)を通り、いよいよポンヌフに到着です。

 

その前に、橋の周辺の様子を少し。
綺麗な色づかいの建物がみえます。

 

ポンヌフを渡る、左岸の入り口にある興味深い建物。

 

GoogleMap上では、

Immeuble Art Deco
アール・デコの建物

と、出てきました。

 

まどり
えっ、それだけ!?

 

 

少し調べてみたところ、20世紀前半を代表するフランスの建築家、Joseph Marrast(ジョセフ・マラスト)の作品で、1932年に設立された高級アパルトマンとのこと。

 

3つのアパルトマンの組み合わせになっているのが特徴です。

 

魅力的なのは、アパルトマンだけではありません。

 

中央のアーチをくぐると、さらに素敵な路地に出会いました。

 

ダンナさん
みてみて、かっこいい路地があるよ

 

まどり
わぁ、ほんと。細くて風情があるね!

 

Rue de Nevers
ヌヴェール通り

 

この路地もツボだったので、何枚も写真を撮りました。

 

その中のお気に入りをこうしてブログに載せています。

 

この路地は、縦構図のほうが雰囲気が出ますね。

 

右にみえるのは、「The Highlander Scottish Pub Paris」というお店。

 

その名の通り、スコットランドのパブのようです。

 

パリは路地巡りが本当に楽しい。
小径を見つけると、歩かずにはいられません。

 

絵心がなくても絵が描きたくなる路地にたくさん出会えるのです。

 

芸術家がパリを目指してやってくるのがよくわかりました。

 

路地で寄り道をしてしまいましたが、これからようやくポンヌフを渡ります。

 

ポンヌフも訪れることを夢みていた場所で、ワクワクが止まりません。

 

もう、目の前は橋の上です。

 

この辺りは交通量が多いので、さすがにちゃんと信号待ちをしていますね。

 

まどり
パリジャン、パリジェンヌではなく、観光客かもしれませんが。

 

パリで最も古い橋「ポンヌフ」

Pont Neuf(ポンヌフ)

 

Pont Neuf(ポンヌフ)は、フランスの首都パリのセーヌ川に架かる橋で、王政時代の建築を代表する有名な橋のひとつ。

 

ポンヌフは、フランス語で「新しい橋」を意味しますが、16世紀から17世紀にかけて建設された、パリで最も古い橋です。

 

アンリ3世統治下の1578年から建設が始まり、アンリ4世によって1606年に開通式が行われたとのこと。

 

アンリ4世といえば、ブルボン朝の創始者でもあるフランス国王で、「パリを世界で最も美しい都にしたい」と言った、あのお方です。

 

パリで最も美しい広場ヴォージュ広場」の建設を命じた方でもあります。

 

※ ヴォージュ広場の記事はこちら

 

これは少し贔屓も入りますが、間違いなくパリは「世界で最も美しい都」だと私は思っています。

 

まどり
アンリ4世様様です。

 

後で紹介しますが、シテ島に通じる橋の真ん中には、アンリ4世様の騎馬像がそびえています。

 

ポンヌフに話を戻しますが、 カナ表記は「ポンヌフ」または「ポン・ヌフ」。

 

「Pont(ポン)」に「橋」の意味があるため、よく目にする「ポンヌフ橋」という表記は二重表現になります。

 

それにしても、この眺め・・・ため息が出るほど美しい 。

 

至近距離の橋。
橋の途中に、ベンチを兼ねた突出した部分が設けてあり、人々の憩いの場にもなっています。

 

滞在初日にアレクサンドル3世橋を訪れ、その後リベンジしなかったのは、名所巡りより街歩きを優先したかったこともありますが、このポンヌフとの出会いも大きかったかもしれません。

 

華やかさはアレクサンドル3世橋のほうが勝りますが、実際に目の当たりにして、ポンヌフとその周辺の美しさにすっかり魅了されてしまいました。

 

私はやはり、「古いもの」が好きなのだ。

 

  • パリ最古の橋:ポンヌフ
  • パリ最古の広場:ヴォージュ広場
  • パリ最古の教会:サン・ジェルマン・デ・プレ教会

 

ルーヴル美術館も、ピラミッドより歴史が感じられる宮殿そのもののほうに魅力を感じます。

 

ポンヌフからの眺め

ポンヌフを渡ります。
アレクサンドル3世橋のアールヌーヴォーデザインの街灯ほどではありませんが、ポンヌフの街灯が連なる風景も美しいです。

 

ボーッとセーヌ川を眺めているときに幸せを感じます。

 

まどり
セーヌ川クルーズ、どんな感じなんだろう。

 

ダンナさん
一度くらいバトビュスに乗ればよかったかな。

 

 

シテ島にかかったところの、歴史を感じる建物に目がいきます。

 

建物の間の路地も気になります。

 

サン・ミッシェル方面の風景がみえます。

 

 

反対側に目をやります。
素敵な船が何艘か停まっています。

 

この船、なんと人が住んでいるのだとか。

 

お隣の橋、Pont des Arts(ポン・デ・ザール=芸術橋)と、ルーヴル美術館がみえます。

 

 

まるでテーマパークのような雰囲気で楽しい!

 

アンリ4世騎馬像

先ほども少し紹介した、アンリ4世の騎馬像前に到着しました。

 

Statue Equestre d'Henri IV
アンリ4世騎馬像

 

なぜか撮ったのは後ろ姿。
アンリ4世の目に映るパリの街をイメージ。

 

正面からの写真はお借りしましたが、こんな感じです。

写真引用元:Statue équestre d'Henri IV — Wikipédia

 

まどり
カッコいい。

 

モノクロのパリが好きですが、晴天もスッキリとしていて気持ち良さそう。

 

ヴェール・ギャラン公園

セーヌ川の中洲、シテ島の先端にある緑に囲まれた公園が見えてきました。

 

Square du Vert-Galant
ヴェール・ギャラン広場(公園)

 

この公園から見るセーヌ川やパリの街並みはとても美しく、パリのスピリットを感じながらロマンチックなひと時を過ごすのにふさわしい場所とのこと。

 

残念ながら、私たちは橋の上から眺めただけでした。

 

雨が本格的に降ってきたからです。

 

辺りが一気に暗くなってきました。

 

ダンナさん
この公園もリベンジしなければ

 

まどり
リベンジ箇所をまとめた記事を別途書いてみようかな。

 

映画『ポンヌフの恋人』

ポンヌフといえば、真っ先に思い浮かぶのがこの映画です。

 

何度観ても飽きない、好きなフランス映画のひとつ。

 

Les Amants du Pont-Neuf
ポンヌフの恋人

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フランスが誇る、Leos Carax(レオス・カラックス)監督による1991年公開の映画です。

 

主演は、Denis Lavant(ドニ・ラヴァン)Juliette Binoche(ジュリエット・ビノシュ)

ポンヌフの恋人

The film is set on the Pont Neuf in Paris

ポンヌフ橋で繰り広げられるホームレスの青年と、失明の危機にかられた女画学生との純愛を描く。この映画の完成までに3年も費やし、カラックス自身の実生活の恋人でもあったビノシュとの破局や、膨大に膨れ上がる予算の問題もあったが、それでもなんとか完成にこぎ付けた。美しいポンヌフ橋で繰り広げられる花火のシーンや、地下鉄のポスターに火を放つ姿は圧巻。製作中に費用捻出の問題から何度も撮影中断に追い込まれ、撮影後もパリの街の巨大なセットを解体する費用が出せずそのままの形で残っている。

引用元:ポンヌフの恋人 - Wikipedia

 

今回の記事で、ポンヌフとその周辺の写真をたくさんUPしましたが、この映画の撮影は、実はパリではなく郊外の巨大セットで行われたのです。

 

計画当初は、パリで最も古く美しいと言われるポンヌフで撮影する予定でしたが、実際のポンヌフでの撮影許可がおりたのは18日間。

 

昼間のシーンを本物のパリのポンヌフで撮影し、夜のシーンを簡単に作ったセットで撮影されることになっていました。

 

しかし、主役の俳優がプライベートで怪我をしてしまい、撮影は中断・延期。

 

本物のロケ地を使うことができなくなり、郊外の村に巨大な橋のセットを建設することになったそうです。

 

その間も数々の災難に見舞われながらも、フランス映画史上最大のセットを完成させ、映画は3年をかけてようやく完成しました。

 

3年・・・完璧主義者で気難しい監督として有名な、レオス・カラックスの強いこだわりと執念が感じられますね。

 

その3年間の苦労とこだわりが報われ、パリでは封切り2週間で14万人という驚異的な大ヒットとなり、日本では当時のミニシアター上映におけるロングラン記録を達成したそうです。

 

書いていたら、また『ポンヌフの恋人』が観たくなってきました。

 

まだダンナさんとは一度も一緒に観たことがないので、時間があるときにゆっくり二人で観てみたいな。

 

歳を重ねても素敵な女優さんですが、若い頃のジュリエット・ビノシュ、可愛いいですね。

Juliette Binoche

散策ルート

ホテルからポンヌフに向かうまでの道中と、次の目的地までを表示させてみました。

  • Hôtel Trianon Rive Gauche
    ホテル トリアノン リヴ ゴーシュ
  • Rue Monsieur le Prince
    ムシュー・ル・プランス通り
  • Carrefour de l'Odéon
    カルフール・ド・ロデオン
  • Kodawari Ramen (Yokochō)
    こだわり ラーメン横丁
  • Passage Dauphine
    パサージュ・ドフィーヌ
  • Rue Mazarine
    マザリーヌ通り
  • Rue Guénégaud
    ゲネゴー通り
  • Pont Neuf
    ポンヌフ
  • Statue Equestre d'Henri IV
    アンリ4世騎馬像
  • Square du Vert-Galant
    ヴェール・ギャラン広場(公園)
  • Monnaie de Paris
    パリ造幣局博物館

 

まとめ

今回は、フランス映画『ポンヌフの恋人』で知られるパリで最も古く美しい橋「ポン・ヌフ」とその周辺を紹介いたしました。

 

ポン・ヌフは、「パリを世界で最も美しい都にしたい」と言ったブルボン朝の創始者であるアンリ4世によって1606年に開通式が行われました。

 

また、ポン・ヌフ周辺は歴史ある建物や風情のあるパリらしい細い道がたくさんあり、歩いているだけでも楽しいエリアです。

 

古き良き時代のパリを感じたいなら、ぜひ訪れていただきたいと思い、周辺の雰囲気も写真を多く使って紹介させていただきました。

 

雨が本格的に降ってきたためポンヌフにはあまり長くはいられませんでしたが、次に訪れたときは、美しいポンヌフとその周辺をもっとじっくり散策したいと思いました。

 

次は、雨宿りも兼ねていよいよモノクロのポートレートを撮りに行きます。

 

数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございます。

 

また、ブックマーク、メッセージも感謝しております。

 

À bientôt ! (またね)

 

3泊5日 パリ滞在記 まとめ

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