¡Hola!
Madoriです _φ(・_・
また滞在記をサボってしまいましたが、時間と気持ちに少し余裕が出てきたので、また再開します。
前回の記事はこちら
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2度目のマドリード滞在記 4日目① 「ロマン派美術館」落ち着いた雰囲気の中で芸術に浸る
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私の記事にしては珍しく多くのブックマークと反応をいただきました。
どうもありがとうございますm(__)m
また、マドリード在住のノリペケさんが、最近このロマン派美術館を訪れられたそうで、Instagramにも投稿されていて嬉しかったです♪
Contents
ピンチョス屋さん
「ロマン派美術館」から歩いて4分の場所にあるお店。
ORIO Madrid Fuencarral
ピンチョスがいただけるバスク料理レストランです。
ピンチョス
小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のことである。名称はかつては食材を串や楊枝でパンに刺して留めていたことに由来しているが、串や楊枝を用いないものもピンチョ(ス)と呼ばれる。タパの一種であり、現在はタパの同義語としてもつかわれる。
パンにのせる食材は何でもよいが、バスク料理でよく用いられる魚(とくにメルルーサ、タラ、アンチョビ、ウナギの稚魚もどき)、トルティージャ、肉詰めピーマン、コロッケなどであることが多い。
バールでトレイにのせられているピンチョスは自分で串を抜き、上記のワインやビールを飲んだり、友人と話しながら立ったまま食べるのが一般的である。どの店も異なる料理には異なる串を用い、勘定には串を数えると考えられているが、実際には串の長さを変えたり、串に異なる色のキャップをはめるバールもある一方、必ずしも串の本数や形状で勘定をするのが一般的というわけではない。
こちらは、お店の入り口です。
モダンな雰囲気のバルです。
このお店は、旅番組「2度目のマドリード」のバル巡りで知りました。

お店はカウンター席とテーブル席がありました。
いずれも満席。
それで私たちは、カウンター席で立って食べることにしました。
疲れてはいましたが、現地の人のようにバルで立ったまま食べるのにも憧れていたのでヨシとしました。
そして、このお店のピンチョスが目当てだったので食べられるだけでもいいかなぁと思ったのです。
カウンターに乗っているのがピンチョス。
ピンチョス×1
2.1€ ≒ 256円
最後に爪楊枝の数でお会計をします。
なので、爪楊枝は絶対に捨ててはいけません。
お腹がペコペコで食べたピンチョスの写真を撮り忘れましたが、サーモンのピンチョスと生ハムのピンチョスが特に美味しかったです。
生ハムのピンチョスが取りづらい場所にあったのですが、近くにいたスペイン人カップルに声をかけたら笑顔で取ってくれました。
もちろん、「Gracias(ありがとう)」のお礼も忘れずに。
このようなコミュニケーションが何より楽しいし思い出に残ります。
と、するとテーブル席が空きました。
やはりテーブル席でゆっくりピンチョスをいただきたい。
即座に私たちはテーブル席に移動しました。
ところが、テーブル席の居心地の良さと空腹が重なり、小腹を満たす程度にするつもりがたくさん食べてしまいました。
バル巡りをするつもりでしたが、このお店のピンチョスで既にお腹がいっぱいになってしまったのです。
少しつまんで次のお店へ移動というのは、やはり立ったままいただくスタイルのほうが合っているようですね。
バル巡りデビューは、まだまだだなぁと実感。
このお店はピンチョスが豊富で美味しいですが、自慢は「Sidra(シドラ)」というリンゴの発泡酒のようです。
Sidra(シドラ)
2€ ≒ 244円
フランスのCidre(シードル)と同じような飲み物です。
シードル好きにはたまりませんが、前日胃腸炎になってしまったので、用心のためアルコールは我慢しました(涙)。。。
すっかり和んだ後、お会計。
先ほどにも書いたように、爪楊枝の数でお会計をします。
「1(Uno ウノ)、2(Dos ドス)、3(Tres トレス)、4(Cuatro クアトロ)…。」
店員さんの爪楊枝を数えるスピードの早さに驚き感動しました。
アクセス
住所
Calle Fuencarral, 49, 28043 Madrid,España
地下鉄最寄駅
Chueca(チュエカ) から徒歩3分
Tribunal(トリブナル) から徒歩4分
Gran Vía(グラン・ビア) から徒歩5分
地図
Librería San Ginés(サン・ヒネス書店)
美味しいピンチョスですっかりお腹が満たされた私たちは、ピンチョス屋さんから15分ほど歩いて次の目的地に向かいます。
タイルに描かれた教会の絵が見えてきました。
スペインの街中では、各通りに入るとこのようにプレートに通りの名前が記載してあります。
更に重要だった通りには、通りの名に関連した絵が描かれています。
この通りは、
PASADIZO DE SAN GINES
(サン・ヒネス通り)
教会の前に、そのすぐ横にある古本屋さんを紹介させていただきます。
Librería San Ginés(サン・ヒネス書店)
今から400年前にできた、1625年から続く古いお店です。
昔からこの屋外に本を並べるやり方は変わっていないそうです。
中には、スペインで2〜3冊しか残っていないといわれるとても希少価値の高い本(1万€(100万円以上))も扱っているそうです。
その高価な本は、スペイン・サラゴサ地方で行われていた農業についての専門書で、主にサトウキビの栽培について書かれているようです。
よく観ている旅番組「世界ふれあい街歩き」で知りました。
テレビでも話していましたが、そのような高価な本を外に置いちゃってもいいのでしょうか!?(笑)
そんな歴史あるサン・ヒネス書店。
ここもフォトジェニックだったので写真を何枚も撮りました。
そのうちの何枚かを紹介させていただきます。
もう少し近づいてみましょう。
立ち寄った人たちは、みな真剣に見ています。
この写真のように、自分の部屋にも古本を並べた本棚を設けてみたいなぁと思いました。
こちらは、反対側から撮った写真です。
古本だけではなく、ポストカードも売っています。
マドリードの古い地図らしきものも発見しました。
古本は、南仏ニースを訪れたとき同様にあれこれ迷って結局購入できず、目の保養にしただけになりました。
やはり、帰国してから後悔しました。
南仏ニースの記事はこちら
続きを見る
南フランス滞在記 2日目 ニース|フランス第5の都市で陽光降り注ぐ世界遺産の街
ポストカードを購入しておいて良かったです。
(左)創業当時の古い写真
(右)現在の写真


Iglesia de San Ginés(サン・ヒネス教会)
こちらが、通り名のプレートに描かれていたマドリードで最古の教会「サン・ヒネス教会」です。
教会は前を通っただけで、中には入っていません。
撮った写真の枚数もこれだけ。
美しいトンガリ屋根が青い空に映えています。
チュロスで有名な「Chocolateria San Gines 」
Chocolateria San Gines
(チョコラテリア・サン・ヒネス)
サン・ヒネス教会近くの通りにあります。
スペインで数あるチョコラテリアの中でも「Chocolateria San Gines(チョコラテリア・サン・ヒネス)」は、1894年創業のマドリードで一番有名な老舗チョコラテリアです。
スペイン国内はもちろんのこと、日本の旅行ガイドブックにも必ずと言っていいほど紹介されており、国内外問わずその人気は別格で、老舗というだけではなくスペインで一番おいしいと言われているそうです。
ホットチョコレートは濃厚でとても美味しく、チュロスは軽くてクリスピーに揚げられているそうです。
ここのチュロスを食べるのを楽しみにしていましたが、店内は満席でこの通り並んでいます。
やはり、ガイドブックに載っているお店はどこも人が多いですね。
この日は夜にレアル・マドリードの試合観戦が控えていたため、あまりゆっくりもしていられず、今回の旅では諦めました。
ホテル近くに並ばずにチュロスが食べられるお店があるし、まぁ次の機会にしようとノン気な私たちでありました。
この周辺は雰囲気も良く、グルメと街歩きの両方が楽しめるのでとてもおススメです。
Chocolateria San Gines(チョコラテリア・サン・ヒネス)は、この1店舗だけで100年以上守られてきました。
ですが、2010年に海外初の出店となる東京の渋谷支店が存在していたことを最近知りました。
その1年後、2011年に閉店したそうで残念ではありますが、これまでマドリードの1店舗だけで100年以上守られてきた味なので、これで良かったのかな!?
とも思います。
「マドリードに行かないと食べられない」
と、いうことにも価値があるような気がします。
美味しそう・・・
これを食べにまたマドリードを訪れなければなりません。
アクセス
住所
Pasadizo de San Gines
(サン・ヒネス通り)
Calle del Arenal, 11, 28013 Madrid,España
地下鉄最寄駅
Opera(オペラ) から徒歩4分
Sol(ソル) から徒歩5分
地図
公式サイト
Plaza Mayor(マヨール広場)
スペイン、マドリードに来たことを実感できる赤い建物で囲まれた広場。
Plaza Mayor(マヨール広場)
マジョール広場ともいわれています。
Mayor(マヨール)とは「広い」という意味。
広場を取り囲む長方形の建物は、ハプスブルク家のスペイン王フェリペ3世の命により17世紀前半に造られました。
広場の中央に設置されているのは、フェリペ3世騎馬像です。
かつての広場は王家の仮面舞踏会や結婚式の披露宴、そして闘牛といったさまざまな行事が行われていました。
当時の市民たちはその様子をバルコニーから見物したといいます。
カトリック時代の魔女裁判も行われていたそうです。
マドリードで最初の市場が開かれたのも、このマヨール広場だったそうです。
今では毎週日曜日に開かれる切手や小銭の市をはじめ、12月のクリスマス市場など、さまざまな催しが開催されています。
そして、いつ訪れても多くの人で賑わっています。
この日は日曜日だったので、特に人が多かったです。
セグウェイに乗っている人、発見!
こちら北側は、国王や宮廷の人々が並ぶロイヤルボックスだったそうです。
マヨール広場の周辺には、 楽しいお店やカフェ、タパス屋さんもたくさんあります。
スペインのお店によくある、黒い看板が大好きです。
但し、このマヨール広場には怪しい人も多いので、スリや引ったくりに逢わないように気をつけましょう。
私はまだ海外でスリや引ったくりの被害にあったことはありませんが、このマヨール広場で少し不快な思いをしました。
観光地によくあるボードで、顔の部分だけに穴が開けられていて、そこに顔を合わせて写真を撮って楽しむアレです。
それは、フラメンコ衣装を着た女性と闘牛士姿の男性で、私はフラメンコのほうに立ち、顔をのぞかせてみました。
ウキウキな私はダンナさんに、
「写真撮って〜!」
と言って撮ってもらいました。
そして、その場を後にしようとすると、遠くから老人が私たちに向かって大きな声で叫びました。
老人 「Money(お金)!!!」
私 「え、これお金取られるの?」(心の声)
と思いましたが、怖かったので、おとなしく1€渡しました。
そういえば、私がフラメンコの衣装に近づいて「写真撮って」と言ったとき、ダンナさんが眉間にシワを寄せて何となく嫌そう〜な表情をしていたんですよね。
「そういうことだったのかぁ〜。」
と、妙に納得。
それなら、「やめたほうがいいよ。」くらい言ってくれてもいいのになぁと思いましたが、私があまりにも嬉しそうにしていたから言えなかったんだろうな…。
相変わらず空気の読めない女でゴメンよ、ダンナさんm(__)m
まぁ、1€なので大した額ではないですが、海外ではよくある話のようです。
あと、着ぐるみを着た人に「写真撮ってあげるよ」と言われたら、これも撮った後に「Money」言われますので、お金を払いたくない人は気をつけてくださいね。
Mercado de San Miguel(サンミゲル市場)
マヨール広場を後にして、近くにあるサン・ミゲル市場の前を通りました。
1916年に建設された歴史ある市場を改築し、マドリードの新しい観光スポットとして世界中の話題を集めています。
この市場については、滞在記を書き終えたら一つの記事にする予定なので、ここではサラッと写真のみ。
日曜日で満員電車並みの人で賑わっていたので、この日はトイレを借りただけでした。
旅の後半には市場内で食事をしたので、改めて紹介させていただきたいと思います。
夕飯のサンドイッチ
サン・ミゲル市場の近くにあるお肉屋さんで、スペイン風サンドイッチ「Bocadillo(ボカディージョ)」をテイクアウトしました。
ドングリしか食べていない黒豚「ハモン・イベリコ・ベジョータ」を挟んだボカディージョ。
これが、とても美味しかったのです。

ちなみに上の写真のボカディージョ、写真だと分かりづらいですがとても大きいです。
スペインで何か食べるのに迷ったら、ボカディージョを買って食べるのをおススメします。
マドリード中心部の至るところにお店があるので、「とにかくお腹が空いた」「今すぐ何か食べたい」ときなどにもありがたいです。
そして、このクオリティで3.5〜4€ほどで買えるのもGood!
1人1個では食べきれないので、1個をダンナさんと二人で食べました。
そういえば、マドリード滞在2日目にも小腹が空いたときにボカディージョを食べました。
その時の記事はこちら。
続きを見る
2度目のマドリード滞在記 2日目③ パス市場の絶品トルティージャと高級店が並ぶ美しいセラーノ通りを散策
アクセス
地下鉄最寄駅
Sol(ソル)から徒歩3分
Opera(オペラ) から徒歩6分
地図
Puerta del Sol(プエルタ・デル・ソル)
マドリード旧市街にある広場で「太陽の門」と呼ばれ、スペイン国道の起点となっている場所です。
0 km地点を示すプレート
マドリード自治政府庁の玄関前にある、マドリードの定番スポット。
これは、スペインの中心点を示す0㎞の表示です。
マドリードから放射線状に延びる国道の基点を表示しているものです。
スペイン各都市までの距離はここから計測されています。
日本でいうと、東京の日本橋のような場所でしょうか。
ここに立ちながら、
「今、私たちはスペインの真ん中にいるんだ〜」
と、しみじみ。
写真撮影スポットとしても知られており、このプレートと一緒に写真に収まる観光客の姿が、いつも多くみられます。
熊とヤマモモの像
マドリードで待ち合わをするときには、ぜひこの場所で。
現在はこれだけ都会のマドリードですが、昔は森もあり熊もいたそうです。
かつてマドリードにはヤマモモの木が生い茂りその実を食べる熊の姿があったとのこと。
そこから、マドリード市の紋章にもなり、待ち合わせによく使われる場所にもなったそうです。
マドリード市の紋章
我らがレアル・マドリードのライバルチームでもあるアトレティコ・マドリードのエンブレムにも、この「熊とヤマモモの像」が使われています。
アトレティコ・マドリードのエンブレム
その他
路地
ヨーロッパで素敵な路地を見つけると、必ずカメラを向けてしまいます。
というより、素敵な路地を探しているといったほうがいいかもしれません(笑)
ミュシャの絵
レンガ色の壁にミュシャの絵が溶け込んでとても美しいです。
レアル・マドリードオフィシャルショップ
スタジアムに大きなショップがありますが、マドリード中心部にもオフィシャルショップがあります。
インテリア用に小さなサッカーボールを購入したかったのですが、あいにくこのお店では売り切れだったのか取り扱っていなかったのか、残念ながら手に入れることができませんでした。
地下鉄 Sol (ソル)駅
さて、そろそろホテルに戻り、夜の試合観戦に備えます。
帰りは、Sol(ソル)駅から。
アクセス
地下鉄最寄駅
Sol(ソル) から徒歩1分
地図
最後に、マドリードのお洒落なカフェに飾られていた綺麗なお花で締めくくります。
数あるブログの中から、当ブログ「¡ El Blanco !(エル ブランコ)」を訪れていただきありがとうございました。
また、読者登録やブックマークをしていただきありがとうございます。
¡Hasta luego! (またね)
Madoriでした (´ー`)
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8泊11日 2度目のマドリード滞在記 まとめ|エミレーツ航空で行くスペイン
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